学校と、ホームスクールと

初めての子育て。誰も教えてくれないけど大切なこと。人と比べず情報に翻弄されず。経験をシェアすることで誰かの役に立つといいな。

フワフワ、ドキドキの1日。旅立ちの前のホームシック…

水曜日に出国なんだけど、明日我が家を出て、実家で2泊してから成田へ向かう。手続きに追われてたこの1カ月。ようやく手続きにひと段落ついたと思ったら、体調を崩してた10日間。

大切な手続きは終わったんだけど、最後の4日間は余裕を持って空けておいたのに、膀胱炎、生理痛からの風邪症状に悩まされて、思うように動けなかった。「最後の詰めが甘い」ってよく親に言われてたんだけど、最後の最後で何かを忘れていそうで、フワフワ地に足がつかない感覚の1日が過ぎた。こんな事、今までなかったんだけど、気持ちが落ち着かない。ドキドキ、ドキドキ。大丈夫かな?大丈夫かな?

 

空けていた最後の4日間は、家の掃除や自分の荷物の準備、それから親しい人たちとのお別れの時間に使った。家の掃除は私の体調不良のため、ほぼマリ君がやってくれたんだけど、自分の荷物の準備は、頭がボーっとしながらやったので、何か大切な物を忘れたんじゃないかという思いがやたら強い。それでも、もうスーツケースは成田空港に送ってしまったので、確認は出来ない。。大丈夫、忘れたものがあれば、あっちで揃えればいいよね。

 

そして、いつも仲良くしてくれてるお友達との最後のお別れ。寂しいなー。1年半後には帰って来るって分かってるのに、すごく寂しい。

その地を離れることで、初めて、自分がどれだけ恵まれた環境にいたか気付くことって、あるよね。雄大な自然の中で、仲良くしてくれる友達がいて、一緒に遊んだり、お酒飲んでバカ騒ぎしたり、本当に楽しい日々を過ごせたのは、周りにいる人たちのお陰だと、改めて感じる。なんか、とてもセンチメンタルな気持ちになる。すでにホームシック、みたいな。

昨日の夜は、お別れパーティーをしたんだけど、本当にみんな良い顔してて、「寂しくなるよ」とか「1年半後にここで待ってるね」とか言ってくれて、すごーく、心に沁みた。こんなに素敵な人たちに囲まれて、私たち、最高に幸せだなーって。それに気付けただけで、今回のフランス行きはすでに得たものが大きいと思うの。

キキも、大好きなお友達とお別れした帰りの車の中で、泣いてしまった。それだけ、仲良くなれた友達がいるって、幸せなことだよね。

 

この地でも、教育さえ私たち家族に合えば、本当はここでずっと暮らせるのにな、と思ったり。ないものねだりなんだろうか。

人生全てが上手くいく訳ではないよね。一つ一つ、優先順位を決めて選択をした結果が未来に繋がってる訳で。これからフランスへ行く事は、絶対に私たち家族にとってプラスになって、いろいろな刺激を受けて成長できる時間だと思うんだ。でも、それと同時に、フランスに住むのか、日本に住むのか、それを選択する時期も迫って来る。

フランスに住む選択肢を持つためにも決めた、今回のフランス行き。でも、今の暮らしだって最高なんだよ。

1年半後にどう思ってるんだろうな…。私も、マリ君も、キキも、メイも。それぞれの思いは変わるだろうし、どう変化するのかな?

 

今まですごく楽しみだったフランス行きが、直前になってマリッジブルー的な感覚に襲われてる私です。でも、きっとフランスに到着したら、この気持ちにも踏ん切りがついて、向こうでの生活を存分に満喫できると思うんだ!だから、今はこの感傷にもう少しだけ浸っておくことにしよう…!!!

 

今の私の気持ちにすごく近い歌。この曲は両親への歌なんだけど、友達への気持ちとかぶる部分がすごくあるの。良かったら聞いてみてね。

 

今日はうまく笑えない

そのままでいいよ

言葉を胸に行く 桜晴

今はさよなら

またねでいいかな

どんなに遠くなっても 忘れたくない

 

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乗馬

我が子たちは動物がとても好き。特にメイは動物に対しての恐怖心があまりない様で、どんな動物とも仲良くなれる。キキは動物も好きだけど、虫の様な小さな命も大切にする優しい心の持ち主。

私も小さい頃は犬と猫を飼っていたから動物大好き。だから、本当は犬や猫はもちろん、ニワトリとかヤギとかも飼ってみたいんだけど、長期で家を空ける事の多い我が家では、動物を飼うことは現実的にとても難しい。

 

そんな訳で、家では動物を飼えないので、近所で馬を飼っている人たちの馬の世話を時々やらせてもらってたりする。お世話と言っても、時々、飼い主の帰りが遅くなる時にエサと水を補充して、馬2頭をワシャワシャして帰るだけなんだけど!

もうすぐ馬たちともお別れなので、フランスへ行く前に、飼い主さんが思い出に乗馬やりに来てー!と誘ってくれた。

 

軽い散歩かと思いきや、ガッツリ2時間も乗馬をやらせてもらった!キキとメイで交代で乗ったので、1人1時間ずつ。ママ馬ちゃんにはとても頑張ってもらいました(●´ω`●)

ちなみにこの仔馬ちゃんは、3月に生まれたばかりなので、まだ3カ月なんだよー!体重は70kgくらいだそう。この子、ほんとーにマイペースで、人が居ようと居まいとどこでも寝るし、触られててもワシャワシャされてても、嫌がる様子もなく自分の思うがまま走りまわる、可愛い仔馬ちゃんなの。

 

 

仔馬でいる期間はとても短いので、本当に今は貴重な小さな姿。この3カ月ですでにぐんぐん背も高くなり、体重も増えて、徐々にママ馬ちゃんに大きさが追い付いて来た。10カ月になると、お乳を飲むのをやめて、母離れする準備を始めるのだそう。

次に会う時はもうママ馬ちゃんと同じ大きさになってるのかー、と思うととても寂しい…😢でも、飼い主さんが「次に会う時は2人一緒に乗れるね!」と言ってくれて、確かにそれはそれで楽しみだな~と思った。

 

フランスには野生の馬がいるとどこかで聞いたことがある。野生の馬、見てみたいな。フランスではもっとたくさん動物と触れ合って、お世話させてもらったりする機会あるといいな、と思ってる。

当たり前だけど、動物って素直で、裏表がないので、私は心がとても癒されるの。ただ、大きい動物だと扱い方が分からなくて怖いと思ってしまう事もあるから、もっといろんな動物と触れ合って、動物の事をもっと知りたいなーと思ってるよ!

初めてアジをさばいてみた!

先日、魚釣りが大好きな友達から、朝獲れのアジをもらったの。最初は、「私、さばいた事ないし、遠慮しとく。。」って言ってたんだけど、友達が「Youtube見ながらやれば絶対に出来るから!」と言うので、意を決して2匹もらって来る事に。

結構、立派なアジだったよ。

でも、確かに、ずっと魚をさばけるようになりたいな~とは思ってたので、いい機会と思って挑戦してみた。

 

私がさばこうと準備していると、キキが「私もやってみた~い!」と言うので、ちょうどアジも2匹あることだし、キキと一匹ずつさばくことに!

まずは一緒にYoutubeで予習。一気に見ると覚えていられそうなので、要所要所で停止しながら、私がさばいてキキがさばくって言う順番で進めたよ。

 

なかなか器用なキキ!

 

内臓系は私も苦手なんだけど、手で触らずとも包丁で掻き出せたのでなんとか出来た。内臓だけはキキの分も私がやったよ。

切れない包丁でやったので、結構さばきずらくてなかなか身が切れない時もあったけど、何とか3枚におろすことに成功!!

上3枚が私で、下3枚がキキ。なかなか上手にできたでしょ♡

さばき終わるのに約1時間を要したので、そこから煮物や揚げ物にする気力もなく、とても新鮮だったので全部お刺身で頂くことに♬

 

やっぱり新鮮な魚ってめちゃくちゃ美味しいねー!臭みもなく、実もプリプリでキキもメイもモリモリ食べました♡

 

ずっとやってみたかった事の1つ、魚をさばくチャンスを友達にもらって、私もキキも経験値アップ!嬉しいな~♪

それにしても、初めてさばいたにも関わらず、キキもすごく上手に出来ていてビックリ!将来はシェフかパティシエになりたいと言ってるキキですが、本当に素晴らしい料理人になるんじゃないかと思うの!!

チャンスをくれた友達に感謝です☆☆☆

 

田植えの季節です♡

今年もやって来ました、田植えの季節です。あと約2週間で旅立つ我が家ですので、今年は稲刈りなど出来ないのだけど、田植えは今年もやったよー!

今年は子ども16人、大人10人で田植えをしたよ。毎年ほぼ同じメンバーでやってるから、子ども達の成長とともに農作業が楽になる…と思いきや、今年は6年生チームがあまり戦力にならず、去年よりは大人の出番が多かったな~。6年生の子たちが結構多いんだけど、みんな女の子なので手より口ばっかり動いてて、遅い遅い。低学年の子や幼稚園生の子が一生懸命となりで植えてても、6年女子は進まない~(笑)

田植えも実はチームワークで、横一列に並んでみんな一斉に植えていくので、誰かが遅いと待ってなきゃならんのです。マイペース女子たち、来年は中学生だよー!

 

 

9時に集合し、9時半頃に田植えスタート!終わったのは11時半頃だったので、約2時間で終わりましたー☆パチパチパチ!と、思いきや、実は明日私たち田んぼの管理者は上直しと言う作業を行うのです(;´∀`) 植え忘れてる所、密集して植えられてる所を見つけて植えなおす作業、実はこれが秘かに大変だったりしてwww

それでも!無事に終わったのは皆のお陰!!本当に毎年毎年、感謝です♡

 

 

田植えが終わった後は、毎年恒例、古民家でピクニックー♬ 持参したお弁当を一緒に田んぼをやってるおじちゃんのお家で食べるよ!

一生懸命働いた後の、おにぎりの美味しいこと、美味しいこと…♡この時ばかりは賑やかな子ども達もおとなしくなります!

 

そしていつからか恒例となった催し事がもう一つ。子ども達による、創作劇と和太鼓。1階は和太鼓チーム。ポリ袋で作った衣装とハチマキ、そして背中には太鼓の「太」の字!すばらしい~。

2階では演劇チームが脚本・裏方・役者に分かれて劇を発表~。今回はメイも大役を任されておりました!演劇大好きのキキだけど、昨日川で遊んでた時に、ガラスで足の裏をパックリ切ってしまったため、田植えも演劇も鑑賞のみ。とても残念そうでした😢

 

今年は、自分たちで作るお米は食べられないけど、稲がスクスク育つといいな!

9歳の壁ではなく、’9歳の扉’だと思う話。

世間では俗に「9歳の壁」、という言葉があるらしい。そこで、「9歳の壁」について調べてみた。

9歳の壁、小4の壁とは?

「9歳の壁」「小4の壁」とは、9歳(10歳)、小4の時期の子ども達がつまずきや劣等感を抱いたり、自己肯定感が持ちづらくなる現象のこと。これは、この時期の子どもが脳の発達により、抽象的な概念も理解できるようになったり、自分を客観的に認識できるようになったりすることで生まれるものだと言われています。

9歳の壁、小4の壁の原因

9歳の壁、小4の壁の原因には、この時期ならではの要因があります。9歳、小学3~4年生の時期は、まだまだ子どもという幼さを残しつつ、ちょっと背伸びをした大人びた言動も目立ち始める時期であるとともに、学習内容の抽象度が増したり、内面の成長もある時期となります。そのため、次のような理由で壁に直面しやすくなると言われています。

・抽象的な学習内容が増える
・不安や恐怖を感じやすくなる(自分が経験していないことや未来に起こるかもしれないことを想像し、恐怖心を抱く)
・自分と周囲を客観的に比べて、劣等感を持ったり、自信を失いやすくなる

なるほど、なるほど。シュタイナーも、「9歳は非常に大切な時期である」と言っている。

9歳を迎える頃から子どもは

自分と周りを区別し始め、

自分を客観視するようになる。

 

そして、

親から精神的な自立の

第一歩を踏み出す。

 

そんな時期だそうです。確かに、最近のキキは自分の言葉で意見を言えるようになって来たなと思う。それは人によっては、「親に口答えして生意気」と捉えることもできるかもれないけど、自分の意見を持ち、それを発言できるってことは素晴らしいことだと、私は思う。やっぱり、それは自立の第一歩であり、とても重要なことだよね。

それから、自分のことをしっかり管理し、コントロールが出来るようになってきたな、とも思う。例えば、「宿題を自らやること」「一人で決めたい・やりたい」「自分だけの空間が欲しい」「我慢できる事が増えた」「物事に対して意欲的になってきた」「決めたことを守れる」とか。今までは感情だけで動いてきたのが、少しずつ頭で理解して行動するってパターンになって来たような、そんな感じ。

 

やりたい事・やりたくない事が明確になって来たから、やりたくない事はやらないけど、やりたい事に関しての意欲が増してきた。習い事とかは、今まで親に言われて何となく続けて来たけど、「やめたい!」って意識がはっきりしてくるのもこの年頃なんじゃないかと思う。

習い事を続けさせたい親からしたら、「今まで続けたのにもったいない」とか、「途中で投げ出すなんて」とか思うかもしれないけど、それは大人の都合であり、もしかしたら今までは言われてたから続けて来ただけで、それが今ははっきりと「NO」と言える様になって来ただけかもしれない。そう思うと、辻褄が合う。

 

だから、9歳の壁ではなく、私は「9歳の扉」だと思うの。今までは家の中で、パパとママと家族の世界で十分に育った子ども達が、自信をもって外の世界へ続く扉を開ける時期。そこで引き留めてしまうことは、「自立」への道を邪魔してしまう事になる。

これからは、自分の頭で考えて、判断して、進んでいく道を決めていく。それがイバラの道に見えたとしても、親がするべき事は「見守る」こと。自分で決めて間違うことは最大の学びだと思うし、間違ったっていくらでも軌道修正できるんだから。子どもが親に助けを求めて来た時だけ、手を差し伸べればいいんじゃないかと、そう思うのです。

 

今まさに、キキは9歳の扉を開け、外の世界へ一歩踏み出そうとしている。身近でそれを見守り、その成長を肌で感じられることは、すごく幸せなことだと思う。

もしかしたら、しばらくは外の世界と内の世界を行ったり来たりするのかもしれない。でも扉はいつでも空いているし、自由に行き来すればいいと思うの。

 

羽ばたけ!我が子よ!!!!!

子ども達作、アイシングクッキー♡

 

自分のタイミングで’芽’は出る!ただ、待つこと。

のんびりマイペース長女のキキ。基本的に新しいことに挑戦するのは得意ではなく、物事に慣れるのに人一倍時間のかかるのんびりさんです。

いろいろな事に挑戦してもらいたい親心から、これまでたくさんの体験をしてきた。例えば、習い事だけでも、ピアノ・スイミング・バレエ・演劇・Hip Hop(2カ所)・体操・空手・ボルダリング・公文(体験)・料理・体操・和太鼓•スキー・スノーボード…。ちょっとやらせ過ぎじゃん!と今振り返ると思うんだけど、あれもこれも、やってみて欲しい気持ちから、取り合えず連れて行ってたら、こんなにやってみてた!笑 書き出してみて自分でもビックリ🤣🤣🤣

あ、でも、ほとんどが、一回行って「もう行かなーい。」となったんだけどね😅

こんだけやって、見事に習い事と言う習い事は続かず…。バレエはキキが「やりたい!」と言うので、トゥシューズとチュチュを揃えたにも関わらず、3カ月で脱落。演劇は1年くらい続いたかな~?それでも、毎回行く前は「行きたくな~い」と言ってた。

そしていい加減、途中で私も気が付いたの。行きたくない習い事をやっても、ただ時間とお金の無駄遣いで、意味ないじゃ~ん、て。それでね、やりたくない習い事は全部やめたの。

 

それで残ったのが、ピアノ・ボルダリング・料理。関わりのないようなこの3つの習い事、実は共通点があるの。それは、毎週絶対に行かなきゃいけない習い事じゃないってこと。

ピアノは1回ごと見てくれる先生にお願いしてて、行きたい時は毎週行くし、行きたくない時は1カ月に1回も行かない。曜日も時間も決まってなくて、私が「来週ピアノ行くー?」と聞いて、「行く!」と返事が返ってきたらその時に先生にメッセージで、レッスンの予約を入れるって感じ。

ボルダリングは月曜と木曜の夕方って決まってるんだけど、子どもは無料だから、行きたいときに行けばいい。予約とか休む連絡とかもいらない。これは習い事と言うより、個人練習に行ってる感覚に近いかも。ボルダリング会場が月と木の夕方だけ子ども専用で開けてくれているだけで、先生が指導するとか、みんなでストレッチとかそーゆーのがなくて、到着した準から、ストレッチして、ロープワークして、ウォームアップして、自分が登りたりところに挑戦する。だから、プレッシャーとかないし、チームワークも必要ない。

料理はオンラインなんだけど、これも参加したい日に参加するスタイルで、前日に連絡してもOKなので、子どもの気分によって決められるのがすごく良い。オンラインだから送迎も必要ないし、更に作った料理がその日の夕飯のおかずになるので一石二鳥!本当にコレは助かってるかも!!料理はキキもメイもやってるんだけど、特にキキは私の助けはほぼ必要なく、最後まで一人で作れるのでキキの自信にもなってると思う。

 

ピアノもボルダリングも、一時は興味が薄れたりした時期もあったんだけど、今年はキキのやる気がすごくて、ピアノは5月毎週通ってるし、ボルダリングは週2で通ってる。「やりたい!!」って気持ちがすごく強くなってきてるのを感じる。やりたいってことは、楽しいってことだし、すごく良い流れだな~と。

あとはスキーも、これは習い事じゃないけど、今シーズンは本当にいっぱい滑って、すごく上達したの。先シーズンは、「仕方ない、行くか~」って感じで、私たちがかなり背中を押してモチベーションを保ってたんだけど、今年は自分から「滑りたい!」って感じで。だから上達も早くて、本当にビックリです。

 

ウチの畑にね、去年ゴボウの種を蒔いたのに芽が出なくて、ざんね~んと思ってたら、今年の春一番で芽が出て、今では立派な苗になってるゴボウがあるんだけど、それとすごく似てるな~って思うの。キキっていう畑に、今までいろいろな種まきをして来て、なかなか芽が出ないなってーのんびり待ってたら、今ようやく’芽が出た’!って。

芽が出るのを待てずに、水をあげすぎてたら、肥料をあげてたら、温室で育ててたら、もしかしたら芽は出ないままだったかもしれないね。時には、ただひたすら待つことが、発育には必要だったりもするのかもしれない、と思うの。

 

だから、いろいろと試したことは良かったと思うし、無理やり続けさせなくて良かったとも思う。これからも、「やりたくない!」って時期がまた来るかもしれないけど、その時はお休みしてもいいと思う。そしてまた、「やりたい」気持ちが戻ってきたらまた始めればいい。途中で気持ちが変わっても、いつでもスタートは出来ると思うんだ!

 

あと、すごく思うのが、成長がゆっくりに見える子は、インプットに時間がかかるだけで、成長していないのではなく、アウトプットするまでの時間が必要なだけなんじゃないかって。よく、3歳頃まで話せなかったけど、一言話し始めたら一気に出て来たって話があるでしょ。それと同じで、のんびりゆっくりな時間は、インプットしてる時間だと、私は捉えてる。特にキキは、自分の目で覚える力がすごく強いから、人をじーっと見てるときは「インプットしてる時間」なんだと思うの。だからピアノも友達が弾いてた曲を耳コピしてしまったりする。集中力は長くないんだけど、集中した時の彼女は本領を発揮する。本当、スゴイな~と思う。

 

だから、人それぞれ芽が出るタイミングも違うし、成長の早さも違うし、そもそも、咲かせる花自体も違う訳で、やっぱり人と比べるのは無意味だよなーと。

野菜とか見てると思うんだけど、早く成長した苗が良いかと言えばそうでもない訳で、無理に早く発芽させた苗は遅霜で枯れてしまったりするし。肥料過多は病気になったり、虫に食われやすかったりするんだよね。やっぱり、しっかりとした太い根を張ってから地上に出て来た芽の方が力強いんだよね。

 

おままごとのお弁当やさん

重大発表!!移住します!!??

最近いろいろと忙しすぎて気持ちが落ち着かず、なかなかブログが書けないー(;_;) 書きたいことはいっぱいあるのに…。

と言うのも、6月15日から1年半ほどフランスへ行くことが決まって、準備やら手続きやらに追われている日々なのです。

とりあえず今日は、フランス行きが決定した経緯をお話しようかな。

 

我が家はフランス人のマリ君を夫に持つ国際結婚なため、2年に1回はフランスへ3カ月くらい行くパターンが多い。その2年目が一昨年の2020年で、2020年6月にフランス行きのチケットも買ってたんだけど、まさかのコロナ騒ぎで飛行機が欠航。泣く泣くフランス行きを諦め早2年。2年生だったキキは4年生になり、年長だったメイは2年生になった。折角、フランス人のパパを持つのだから、子ども達にはフランス語をしっかり身に着けて欲しいし、子どものうちにフランスの文化に触れてもらいたいとも思ってる。

フランス語の会話は日常的にパパとしているけど、読み書きはマリ君が教えないとなかなか触れる機会もない。一時期、毎日フランス語レッスンをしていた時もあったんだけど、最近はスランプに陥ってしまってるところ。

 

そして、今回1年半と長期に渡ってフランス行きを決定した理由は、①「経済的に長期日本を離れても大丈夫なシステムが出来上がったこと」と、②「今の段階で、日本の公立の学校へ戻ることはないと分かった」こと。
※追記(2023.05.26)
実際にフランスへプチ移住してみて、子ども達の心の変化があり、公立の学校へ戻るのもあり、戻らないもあり、と考える様になりました!

 

メイも1年ちょっと学校に通ってみて、学校に馴染む様子は一向にない。もう私の中で、日本の公立の学校(小・中)へ戻すと言う選択肢がなくなって来た。となれば、次の選択肢を見つけるためにも、フランスの学校を試してみたらどうか、と家族会議で決定したのである。

 

フランスの学校は9月始まりで、週4日。週の真ん中水曜日がお休み。更に、2カ月に1回は2週間の休みがある。子どもにとってはそれだけでも万々歳なんじゃないかな。

キキとメイが行く学校の写真を、マリ君の両親が送ってくれたんだけど、学校の雰囲気がかなり違う。カラフルだし、ソファが置いてある部屋もあったり、玩具もある。

エントランス

そして何より、2人が行く学校は全校生徒が15人しかいないらしく、低学年と高学年の2クラスしかないんだって!てことは、キキとメイは同じクラスになるらしい。

教室

日本では、2人は2学年差なんだけど、フランスでは1/1~12/31の誕生日で分けるから、2013年1月生まれのキキと、2014年9月生まれのメイは1学年差になるって訳。これには、「メイと同じクラスなの、嬉しい~♡」と大喜び!そりゃあ、新しい土地で、新しい友達と、更には新しい言語で学校に行く訳ですから、姉妹一緒なら心強いでしょう(●´ω`●)

なんの部屋なのかな?

キキが大好きなキッチンもある!

そんな訳で、フランスの学校には最低でも半年は通ってもらいたいな~と思ってる。最初は言葉も環境も違うわけだらか、やっぱり戸惑いや困難もあると思うんだ。だから慣れるまでは少し背中を押しながら頑張ってもらおうかな、と。もし合わなければ、その時はまた考えようと思う。あとは、友達をつくるって意味でも、学校に通わないと同年代の子に出会えないからね。

この空間、最高!!

フランスにプチ移住体験てことで、実は少しドキドキ。まず、言葉がね…。英語ならいいんだけど、私のフランス語はまだまだへなちょこなので、これから勉強しないとな~と。あと、車もフランスってマニュアル車が多いんだけど、私オートマ限定の免許しか持ってないし、右側走行だし。

英語圏の土地にはあちこち暮らしてきたけど、フランスに住むっていうのは初めてだから、少し不安。でも、楽しみの気持ちの方が大きいけどね!

 

私もマリ君も住んだことがない土地で、マリ君の家族からも4時間くらい離れた場所に住むので、まずは友達作りからだね!素敵な家族に出会えるといいな~♡

 

外壁ペイント!

2017年12月に新築した我が家も、今年の12月で丸5年。あっと言う間に月日は流れます。

 

新築当時、建築士さんからは「外壁のメンテナンスとして、最初は2年後に塗装した方が良い」って言われてたの。だから本当は2020年の秋にやろうと思ってたし、下調べもしてたんだけど、遊び呆けたて後回しに😅去年はいよいよ塗料も買って準備してたけど、いろいろと理由をつけてまたまた後回しに😓😓😓

 

そんな訳で、今年こそは気合を入れて、春の訪れと共に取り掛かりました!

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よく見ると、結構傷んでる。特に痛みが酷いのは、やっぱり太陽が当たる東側と南側。塗料が剥げてる場所やカビがはえてる場所がチラホラ。意外と塗装ってすぐ剝げちゃうもんなんだな~。

そんな訳で、塗装の前にまずは養生テープを貼っていくよ。塗料が垂れてもいい様にブルーシートも敷いてね。窓や基礎の部分には塗料が付かない様に養生テープ&ビニールでカバーもすると安心だね。

案外この養生テープ貼るのが結構手間だったりして、ちょっと面倒なんだけどね。。でも、このひと手間で仕上がりが綺麗になります~!

 

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ウチは1階部分だけが板張りで、2階部分は塗壁になってるから、塗装するのは1階部分だけ。脚立を使って高い部分も塗装していくよ。

マリ君がローラーを使って、私は細いのと太い刷毛を使って板と板の間の溝や、細かい部分を塗っていく。準備段階は少し面倒なんだけど、塗り始めるとコレがまた楽しい♬途中お昼休憩を挟んで、1回目の塗装は6時間で終了。

その後乾くまで1日待って、翌日に2回目の塗装をしたよ。1回目の塗装はダメージの大きい板に塗っていくので塗料の吸い込みが多いし、凹凸や汚れがあったりで時間がかかる。2回目は塗料の吸い込みが減り、凹凸も昨日の塗装でスムースになってるのでかなり塗りやすかったよ!4時間くらいで終わったかな?

北側はまだ雪がかなり残ってたし、今回は特に痛みの酷い東面と南面だけにしたよ。

 

ほぼ塗り終わった頃に、じーじとばーばとお出掛けしてた子ども達が帰って来た。キキが「私もやりた~い!」と言ったので、家の隣にマリ君が作った物置小屋をじーじと一緒に塗ってもらったよ(●´ω`●)


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そんな訳で、外壁のペイントは二日間で終了!ちょっとしたメンテナンスで見違えるようにキレイになった我が家です☆彡

子どもの繊細さ。弱くも強くも、純粋なこと。

つい最近、私の両親がわが家へ泊りに来ていたの。そして、キキとメイを連れて1泊2日で旅行へ行った時の事。帰りに有名なお寺に寄ってお参りをしたらしく、そこで何やらキキは長い間お願いをしていたから、帰り際にばーばが何をお願いしたか聞いてみたんだって。キキは「自分の事とか、じーじとばーばの事もお願いしたよ」と言ってたらしい。

そして、いつもどうしても二の次になってしまうメイちゃん。ばーばがメイに、「メイは何をお願いしたの?」と聞くと、

戦争が早く終わります様に、ってお願いした。

と。その出来事をばーばに聞いて、私、本当にビックリしたの。だって、ウチはテレビがないから戦争のニュースなんて一切流れないし、私たちからメイに今回の戦争の話を詳しくした覚えもない。一度だけ、ばーばが持ってきてくれた地球儀をみながら、「ここで今、戦争が起こってるんだよ」ってさらっと説明したことはあるくらい。例えば、日頃からロシアの残虐な情景をニュースで見てるとか、私たちが言って聞かせてるとかなら、今回のメイの発言にも納得がいくんだけど。

ロシアとウクライナの戦争が始まる前に、戦争について話したことはある。でも今回の戦争については、ただ単に子ども達に話すきっかけがなかっただけで、話さない様にしていた訳でもない。それに、戦争について質問をしてくるのはいつもキキの方。メイは聞いてるんだか聞いてないんだか分からないって感じなんだけど。だから尚更ビックリなの。

 

それでね、帰りの車の中で、キキがじーじとばーばに戦争について質問したらしいんだけど、メイが「その話はしないで」って言ったんだって。と言うことは、メイは聞いてるんだか聞いてないんだか分からないのではなく、「戦争」の話をしたり聞いたりするのが苦しかったのかもしれない、って思ったの。

今までは、ついついキキに気が取られて、「キキは繊細」「メイはしっかり者」って勝手に思い込んでいたけど、本当はメイの方が繊細に感じてる時だってあったかもしれない。「親だから子どもの事をよく分かってる」なんて言うのは、ただの親の決めつけで、本当は子どもの本質なんて分かっていないのかもしれないって。そう考えると、メイの気持ちの変化に気付けなかった事がいっぱいあったかもしれないなって、反省した。思い込みで物事を判断したり決めつけてしまう事がよくあるけど、気を付けなきゃいけないなって。

 

この話をマリ君にしたら、

メイはエンジェルだね。世界を救える人間になるかもしれないね。

って言ってた。そうなってくれたらいいな。その純粋さは時に人より深く傷つくことになるかもしれないけど、時に何よりも強いものにもなり得るかもしれない。子どもの潜在的な能力や可能性を感じた瞬間でした。

 

でも、新聞か何かでも見たんだけど、やっぱりメイみたいに感じてる子どもはいるみたい。「戦争が始まってから子どもの元気がなくなった」とか「テレビで戦争のニュースが流れると、子どもがすぐにテレビを消す」なんてことがあるらしい。やっぱり子どもは大人よりもずっと敏感に情報をキャッチして、遠い国の人たちの痛みに寄り添い、時には自分の痛みの様に感じてしまう想像力を備えてたりするんだろうな。

今回の事で、物事の見方が少し変わった。子どもは未熟で大人は成熟していると世の中では思われているけど、大人が無くしてしまった感覚を子どもは備えていると思えば、子どもにしか感じられない感覚もある訳で、比較すること自体が間違っている気がする。

子どもって素晴らしい!そう思ったでき事でした。

水晶を探しに…☆

4月になり、冬の住居とお別れしてようやく自宅へ帰って来てもうすぐ2週間。やっぱり我が家は居心地がいい~♡

さてさて、ほとんどの地域では桜が咲き乱れ、お花見三昧かと思いますが、私たちの地域の桜さん達はまだまだ固い蕾がようやく膨らんできたところです。そんな訳で、やっぱり山の上はまだ寒いし、スキー場には雪もいっぱいあるし、春スキーが楽しめる季節。我が家へ帰って来たとは言え、マリ君はまだまだ滑り足りていない様で、居候先の家族と約束をして一緒に滑りに行ってきた!

 

3月3日、スキー滑走中に膝を捻り負傷してもう1カ月以上も経っているのに、私の膝はまだ痛い。。でも、日常生活で痛みは殆ど感じることはないので、試しにスノーボードを滑ってみた。3月3日を最後に久しく滑っていなかったので、私の体はほぼほぼシーズンイン前と同じくらい衰えていてビックリ!そんな私とは裏腹に、子ども達がこの1カ月でめちゃくちゃ上手くなってることに更にビックリ!!!

私は無理をしないためにも、子ども達より少し早めに切り上げた。体が元に戻るのって早いんだな~、と少しガックリ。。

 

お昼前には子ども達も滑り終え、午後はヌーちゃんママの誘いで水晶を拾いに行くことに!!近くで水晶が拾えるって話は聞いてたんだけど、場所がイマイチ分からなくて行ったことがなかったんだけど、ヌーちゃんママに連れて行ってもらったよ!

 

到着すると早速、水晶を拾い始める子ども達。

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結構、急な岩場にあるので、足元が危うい!普段この岩場は雪解け水の下なんだけど、冬場は雪が解けないため今は水位がかなり低くなってるらしい!だから、今しか拾えないんだって。

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水晶は英語でクリスタル。水の中の酸素とケイ素で作られていて、100年に1㎜しか大きくならないんだって!!

だから大きい水晶っていいお値段するんだねー。もちろん、ここにある水晶はほとんどが1㎝以下のもの。それでも、いろんな形の水晶を拾いながら、自分のお気に入りを見つけていく。

なかには大きな石を割ると、石の中がビッシリと水晶だったりもする。

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みんな思い思いの形の水晶を拾いあげて、どれが可愛いか見せ合っている。確かに、最初は水晶の形とか考えずに見つけたら拾ってたんだけど、途中から可愛い形の水晶を探すことにしたんだけど、やっぱり、水晶っぽい綺麗な形で、ニョキニョキって生えて来た感じのものが可愛いな~と思った。

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汚れているのは水洗いして、歯ブラシでゴシゴシすると綺麗になるらしい。でも既に透明度の高い状態の水晶もあったよ。

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こうやって見ると本当にただの石みたいに見えるんだけど、その中にはクリスタルのパワーがいっぱい詰まっていて、何か良いエネルギーを運んで来てくれる様な気がするね!