学校と、ホームスクールと

初めての子育て。誰も教えてくれないけど大切なこと。人と比べず情報に翻弄されず。経験をシェアすることで誰かの役に立つといいな。

6年生と4年生

つい最近小学校に入学したと思った我が子達も、気がつけば4年生と6年生になっていた。学校へ入学してすぐ、毎朝お腹が痛くなって学校へ行きたくないと泣いていたキキも、もう最終学年。最後の1年か、と思うと少し寂しく感慨深くもある。

そんな時期に、フランスへの出発を決めてしまった自分を恨めしく思い始める自分。フランス行きのチケットを買ったのは、まだ雪が降り積もる真冬の頃だった。キキが4月から6年生になり、今年が小学校最後の1年になることなんて、そんなに大事とは思ってなかった頃。

 

今回のフランス行きは4月中旬~9月頭の4月半。その間に、キキにとっての小学校最後の運動会、そして一大イベント修学旅行がある。そんなこと、すっかり忘れていた私…。キキが「6年生になったら、修学旅行っていうのがあるんだって!私行けるよね?」と聞いて来たのは、既にチケットを買った後だった…。「ごめん、6月にはもう日本に居ないから、修学旅行はいけないよ。」と伝えると、とてもガッカリして「修学旅行行きたかった!」と半泣きだった。

修学旅行って秋のイメージがあったから、まさか春だなんて思ってもなかった。本人曰く、「小学校での思い出を作りたい」らしい。そうか~。

 

学校へ週3日通う様になってから、2人とも友達と関わることがとても増えた。放課後友達と遊んだり、一緒に図書館で宿題をしたり。

今まで自分から積極的に同学年の友達と関わって来なかったメイが、「学校で親友が5人できた!」と嬉しそうに話してくれた時は、私もとても嬉しかった。どうやって親友になったの?と聞くと、「親友になろう!って言われたから、うん!って言って親友になった」と(*^^*) 子ども達はシンプルでとても可愛いですね~♡

それからも、「○○ちゃんと遊びたい!」とか「○○ちゃん達と今日遊ぶ約束して来た!」とか、初めて聞くことばかり。12月に始めたHipHopダンスも、その仲良しグループの中の2人が通っているからか、毎回「楽しかった!」と先月まで続けた。HipHopの先生は、時々厳しいと噂の先生でもあったので、(キキと同級生のお母さん)少し不安だったのだけど、「9月に帰国してからも続けたい!」と意気込んでいる。同時期に始めたパレードダンスも、毎回楽しそうに通っていた。いろいろなことに挑戦してみたい様子が、とても良く分かった。

 

そんな訳で、折角日本での生活も軌道に乗り始めて来たこの時期に、またフランス行きを決めてしまった自分を責めつつも、今回を最後にしばらくは日本に根を下ろそうと改めて思った。キキももう11歳。友達との関りも深くなり、家族と同じくらい、時にはそれ以上に友達関係も大切になって来る年頃だ。そう思える友人が彼女の周りに居ることは、本当に素晴らしい事。これは、週に何日かでも学校へ頑張って通ったキキとメイが手に入れた宝物だと思う。

そう言う意味ではやはり、「家庭」以外の居場所が子どもには、特に思春期の子達には必要なんだ。それが学校じゃないなら、それ以外に繋がれる場所を確保してあげるのは、親の責任だと私は思う。

 

あと5日でフランスへ出発!今は悔やむ気持ちもあるけれど、フランスへ行ったら絶対に楽しいのは分かってる!!フランスでは向こうでしかできない体験をして、4カ月半の滞在を最大限に満喫して来ようと思う♬

また、新たなスタートです!