フランスへプチ移住してから、来月でちょうど1年。そして、日本では週2でしか学校へ通っていなかったキキとメイが、去年9月の新学年からフランスの学校へ通い始めて、もうすぐ丸9ヶ月。
7月第1週でフランスの学校も終わるので、学校も残るところあと1ヶ月半のカウントダウンだ。
最初は、早く日本に帰りたいな〜と思ったり軽いホームシックになりつつだったけど、1年近く経ってみると、本当にあっという間だったし、あと4ヶ月か〜と思うと、正直とても寂しい。
もちろん、日本の我が家に帰るのは嬉しいし、日本の家族や友達に会えるのは、とても楽しみだ。でも、日本へ帰ったらきっとフランスでの生活を思い出すだろう。フランスの家族や新しくできた友達はもちろん、フランスの素晴らしい文化や価値観は、私たち家族の中に、確実に新しい風を吹かせてくれた。
ありがとう。
そんな気持ちだし、絶対にまた帰ってくる!とも思うし、寂しいと思えるくらい、この短い時間で人と深く関われたことは宝物だと思うし、異国から来た私たちを優しく受け入れてくれた人達には、本当に感謝しかない。
そんな感傷に浸りつつある今日この頃。
と同時に、日本に帰ってからのことを良く考える様にもなった。とりわけ、子ども達の学校のこと。
フランスの学校に毎日通っているとは言え、帰国後、日本の学校へ毎日通うとは限らない。子ども達はどうしたいのか?もちろん、それが1番大切なんだけど、その次には、私たちの関わり方や方針を考えなくてはいけない。
もし、ホームスクールにするのなら、
子どもと24時間一緒に過ごせるのか?
勉強はどうするか?
私は正直、小学校は合うなら行って欲しいと思う。それは、自分の時間の確保にもなるし、子ども達の世界を広げてくれるし、教育を無料で受けられる所は、他にないからだ。
でもそれと同時に、人格が変わってしまうほど我慢しなくてはいけないなら、行かなくても良い、そうも思う。
だから、強制はしない。学校に行くとしても、フランスの学校の様に、水曜日は休んでも良いんじゃない?とも思う。
行ける範囲で行ったら良いと思ってるので、久しぶりだし、日本の学校にもう一度通ってみて決めるのが1番良いんじゃないか、と思う。1ヶ月くらい通ってみて、それで決めれば良いんじゃないのかな。
1年生の時が無理だったからって、今後二度と学校が合わない訳ではないと思うんだ。年齢があがれば我慢できる事も増えるし、担任の先生や校長だって変わるし、本人の興味や友達関係だって変わる。
だから、いつも、どの時点でも挑戦したいならして欲しいし、いろんな環境を試して、比べて、選択して欲しいと思ってる。
だから、「学校は行かなきゃダメ」も、「学校なんて行かなくてもイイ」も、どちらも私にはしっくりこない。
決めつけること自体がおかしいと思うから。だって、時間と共に人は変わるし、状況も変わるから。行きたい時もあれば、行きたくない時もある。大人だって、子どもだって。
だから、それぞれの気持ちを都度アップデートして、家族会議をして、その時のベストな選択が出来るような環境を目指したい!そう思次第です。