学校と、ホームスクールと

初めての子育て。誰も教えてくれないけど大切なこと。人と比べず情報に翻弄されず。経験をシェアすることで誰かの役に立つといいな。

乗馬体験と動物の癒し

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今日は仲良しのお友達と、隣町へ乗馬体験をしに行って来た。ウチから歩いて15分ほどの場所にも厩舎があるので、今までに3~4回引き馬や乗馬体験で馬に乗ったことがあるキキとメイ。でも、最後に馬に乗ってから1年以上が経っていたから、久しぶりだ。

隣町の厩舎では22頭の馬の面倒を見ているらしい。障害物のコースがあるこの厩舎には、何度か遊びに行ったことがあった。でも乗馬体験ができるのは初めてのイベントだった。ここの厩舎からオリンピックへ行った人がいるほど、とても優秀な馬と騎手がいるらしい。

 

到着すると、まずふれあいコーナーのうさぎに群がる子ども達。人参をあげたり、頭をなでたり。ウサギの隣には1羽のニワトリとヒヨコたちが!ちょうどこの間、キキとメイが本物のヒヨコを見てみたい!と言っていたので、願いが叶った!

それから乗馬をしに馬のコースがある場所へ。まずは木で出来た馬で乗り降りの練習をしてから、本番へ。メイが乗らせてもらった馬はオリンピックに出場したことがある馬だった。近所の厩舎にいる馬たちとは体つきも気性も全然違う。引き締まった筋肉質な体と、エネルギー溢れる勢いのある馬たち。引き馬体験はあっという間に終わってしまった。

名残惜しい子ども達は、残りの馬たちが繋がれている馬小屋の方へ行ってみる。何人かの騎手の方々が馬にブラッシングをしたり、小屋を掃除したりしていた。子ども達は20頭近い馬たちを1頭1頭見て回り、人参をあげたり頭をなでたり。その中で一頭とても人懐っこい真っ白い馬がいた。とても優しい目をしたその馬に首ったけの私たち。ハグをしたり、オーツを手の上に乗せてあげてみたりもした。

 

その帰りにヤギが飼われている場所にも少し寄り道してみたら、子ヤギたちがたくさんいて、ここでもまたせっせと草をつんではエサやり。子ヤギたちは柵から頭を出して草をもぐもぐ。これまた可愛くてなかなか離れられない。。

 

動物って本当に癒されるなー。何でもいいから動物を飼いたがる娘たち。その気持ちも分かるんだけど、もし動物を飼ったなら、もう旅行も行けないし、フランスにも行けなくなってしまうのよ。動物を飼って面倒見るって、とっても大変なことなんです。

それにしても、馬に乗れたらカッコいいなー!!

 

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サンルームで育苗中♡

今年も、毎年恒例のこの季節がやって来た!種まきと育苗。今年もキキとメイのそれぞれのボックスを用意して、思い思いの種を選び植えた。

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           メイ Box                  キキ Box  

 

4月中旬頃にポットに蒔いた種がすくすくと育ってます(●´ω`●)種まき&育苗は本当に子育てと通ずるものがあるな、と思うの。

種を蒔く時の土や気温、水分や太陽の光の条件が全て揃った時に、それぞれの種は自分のタイミングで芽を出す。同じ時期に蒔いても、時々、他の種よりもずっと遅れて芽を出す子もいたりする。そして苗が小さいうちは、目が届く場所に置いて毎日様子を見てあげる。

寒くないかな、暑すぎないかな、水は足りてるかな?と毎朝毎朝、苗を覗き込む。前の晩までは土に埋もれていた種が、翌朝に緑の可愛い芽を出した時にはとっても嬉しくて、いつまでも眺めていたくなる。

 

そして、ある程度ポットの中で大きく育ち、外気も十分に温まった頃、準備を整えた畑へ送り出す。小さいうちにいっぱい手をかけてあげた子たちはすくすくと育ち、多少の荒れた季候の中でも、逞しく育ってくれる。農薬も肥料もいらない、元気な苗に育つ。

小さな種の中は生命力で溢れているんだ。私たちがその環境を整え、少し手助けするだけでかたい殻を破って根を張り、小さな芽を出す。そしてすくすくと育ち、いつかは驚くほど美しい花を咲かせ、美味しくて栄養満点の作物を私たちにもたらせてくれる。

 

さて、今年はいっぱい採れるかなー??

 

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サンルームで育苗してる苗たち

 

15人の子ども達で川遊び

今日はとっても良いお天気でしたー♡最近は庭の改造をしたりハーブを植えたりで何かと外で過ごす事が多い我が家。今日もいいお天気の中、庭仕事をしていると友達から川原でBBQをしよう!とのお誘い。我が家の道路を挟んだ向かいには、浅瀬の川が流れている。子ども達が安全に遊べる浅くて流れの緩い川は、子ども達の格好のあそび場だ。

 

近所のお友達とすでに遊び始めていたキキとメイは、取り敢えずお昼は家で食べて、それから川に遊びに行くことにした。皆よりも遅く川原に着いた私は、子ども達の多さにびっくり!2~3家族で集まるのかと思いきや、5家族+それぞれのお友達が3組ほど加わって大人10人+子ども15人の総勢25人!年齢も年長~5年生と幅広い子ども達が砂で遊んだり、走り回ったり思い思いに過ごしていた。

まだ真っ白い山々を背に、大人たちはビールを飲んで談笑し、子ども達は遊びに熱中する。こんな大自然の中で子育てが出来るなんて、なんて幸せな環境なんでしょう。大自然の中に身を置くと、日常の悩みが本当にちっぽけに思えてくる。

 

 

今はまだ、雪解け水で川は凍えるくらい冷たくて、泳ぐことは出来ないけど、夏になればまたここで水遊びが出来る。日が暮れたら流木を集めて焚火をする。かけがえのない贅沢な時間が、ここには溢れているんだ。本当に大切な事は、自然が教えてくれるような気がするんだ。

 

 

 

眠れない夜がある人へ

昨日は眠れない夜について記事を書いたんだけど、そんな夜がある人は、きっと私だけじゃないと思うんです。そんな時に、私が試すことを今日は紹介したいと思います☆

 

22時前に布団に入ったのに、0時を過ぎても眠れない、そんな夜があったりしますか?

そんな時、私はまず布団の中で呼吸を整えます。不安な夜や考え事が頭をぐるぐるしている時は、大抵、眉間にしわがよって(顔が強張っている)呼吸が浅くなっています。なので、顔の筋肉を緩めるように意識してリラックスし、そして深呼吸を繰り返します。すると、心臓がバクバクしていたのが落ち着き、同時に心のざわめきも落ち着くことが良くあります。大抵はこのまま不安が薄れて、眠りへ入っていくことが多いのですが、それでもこの日は眠れませんでした。

 

睡眠薬などは副作用や依存の可能性も考えられるので、出来るだけ飲みたくないですよね。そんな時、私はラベンダーの精油を使います。

まずは、油の臭いが残ってしまってもいいハンドタオルなどを用意します。そこに、ラベンダーの精油を2~3滴垂らします。布団の中でラベンダーの匂いを吸い込みながら深く呼吸をして下さい。不思議と心が落ち着き、身体中がリラックスします。

この夜、0時を過ぎても眠れないので、私はこの方法を試しました。それから恐らく15分くらい経ったら、いつの間にか眠りについていました。この様に、ラベンダーには体の緊張・興奮を緩める鎮静作用や、自律神経を整える作用があります。ラベンダーの良い香りに包まれて眠るのはとても気持ちがいいものです。ぜひ、眠れない夜にはお試し下さい♪

 

それでも眠れないって夜もあるかもしれませんね。そんな時のために、ハーブチンキ(ハーブを度数の高いお酒に浸したもの)なんかも作ってみたいなーなんて思った夜でもありました。ラベンダーでも眠れない夜がたまーにあります。もしハーブチンキを作ってみた時には、またご紹介したいと思います(●´ω`●)

学校との関係がもたらす葛藤

昨日の夜は、久しぶりに寝付きの悪いイヤな夜だった。22時には布団に入ったのに、0時を過ぎても寝付けず、そのくせ朝はいつもより1時間も早く目覚めてしまった。その理由は、今日が登校日だからだ。今日はマリ君の仕事の都合で車が使えず、友達のパパに送ってもらう事になっていた。

-朝、私一人でちゃんと送り出せるかな?
-もしメイが愚図って友達に迷惑かけちゃったらどうしよう
-行かないって大泣きしたらどうしよう

そんな不安が頭の中でぐるぐるしていた。不安の種は一気に育ち、他の事へも伝染していく。キキは学校の授業についていけてるのかな?3年生になって、お友達とうまくやっていけてるかな?そもそも同い年の友達がほとんどいないのに、このままで大丈夫なんだろうか?

 

アンチ学校のマリ君が週2日でも学校へ行くのを許したのには、訳があった。子ども達の事について家族会議をした結果なのだ。なぜ、今になってまた学校との繋がりを持ったかと言えば、自立させるためには私たちから離れた場所へ送る必要があると思ったからだ。

キキもメイも(特にキキ)親への依存がとても強い。少しの留守番も出来ないし、お風呂や寝る時はもちろん、何をする時も一緒がいいと言ってくる。24時間一緒にいるこちら側としては、正直とてもしんどい。自分の時間も自分のスペースも確保できない。近すぎる距離はお互いのストレスの原因となり、ケンカの種にもなり得る。そんな状況を打破するためにも、まずは親から離れた世界を持つことが必要だと思った。

 

私たちが教育の上で一貫して目標としていることは、「子どもの自立」だ。ところが、今は自立心よりも依存心の方が育ってしまっているように見えるのだ。そこでマリ君と話し合った結果、「親と離れる時間」と「自分(子ども)たちだけの世界(スペース)」が必要なんじゃないかという結論に至った。

本当は学校以外の場所があればいいんだけど、今は学校に頼る以外はないと思った。週に1日でも2日でも、そんな時間を設ける必要があると思った。

 

でも、実際にやってみると、やっぱり私は苦しくなってしまうのだ。学校との関係は、私に不安や焦りをもたらせる。それじゃあ、どうしたらいいのだろう?

思ったように出来ない自分に腹が立ち、落ち込み、失望する。そして、いつかの言葉を思い出す。

これ以上を望むのは、「強欲」なんじゃないか。

新年度!ハイブリッド教育に挑戦中!?!?

皆さん、こんにちはー!新年度が始まってからはいろいろとバタバタとするものですね。我が家はキキが3年生となり、メイもいよいよ1年生となりました!そんな訳で、いろいろと変化のあった我が家です。

 

まず、メイが1年生になった事で、また学校へ関わる機会が出来た事。メイが学校へ行くという事は、すなわちキキも学校へ行かないと「キキだけ学校に行かなくてずるいー!」となってしまうため、キキにも2度目の学校へ行くチャンスが与えられたと言うか…。

入学式から1週目の学校で、すでにギブアップ気味のメイ。キキは単純に年齢が上がったことで少し我慢や受け流しが出来るようになったらしく、メイ程は嫌がらずに登校。4月6日に学校が始まってからまだ2週間だけど、既に週2日の登校に落ち着き始めている。

 

そんな訳で、ホームエデュケーションと学校のハイブリット教育が始まりました!ただ、キキの給食費やら学年費を止めてしまったいるため、お昼はお弁当、キキだけ宿題や配布物はなし(学年だよりなどはあります)と言うフリースタイルぶりを既に発揮しております(;´∀`) 来月からは毎週木曜は固定で学校へ行くと決めて、その日は給食を用意してもらう事に。(もちろん、その分の給食費は払いますよー!)なぜ木曜かと言うと、音楽と図工があるから!そしてもう1日は英語とコンピューターの授業がある火曜がいいんじゃないかと、母は勝手に思っている。

 

3年生になると今までの授業に加えて、英語・理科・社会・コンピューター(クロムブックとかいうのを使うらしいが)が始まった。小学校でも英語と理科は専科の先生が教えてくれるらしい。理科と英語とコンピューターの授業はどれも「楽しかった!」と言っている。逆に何が苦手かと言えば、国語と算数な訳だ。だって、1年の2学期から1年半分は遅れているのだから当たり前だ!特に「漢字」が厄介で、こればっかりは本人のやる気と努力しかないからね。。

 

今年は春の訪れが早く、庭に木々や花々が徐々に芽吹き花が咲き始めている。畑や田んぼの準備を少しずつ開始した。野菜と花の種を蒔いてサンルームで育苗し、田んぼの水路を整え、庭のハーブや花々の様子を伺う。今年もまた、心躍る季節がやって来た。

子どもの主体性に任せるための環境

と、まぁ、前回は不安の正体に迫った訳ですが、子どもの自主性を信じる。うーん、でもこれって今の現代社会ではとても難しくなってきてることだとも同時に思う。テレビがあってゲームがあってスマホもある。スーパーでは何でも買えて、おもちゃだって沢山ある。外で遊ぶ必要もなければ、おやつを作る必要もないし、あそびを考える必要もないんだ。

そう考えると、やっぱり環境を整えることが「主体性に任せる」ための大前提であることに気付く。 

 

我が家にテレビもゲームもスマホもないことは、そう考えると本当に大切な事なんだと改めて実感する。でも、周りの子が持ってれば「いいなー、私も欲しい!」となるのは当たり前の話だ。同じ生活リズムで、同じ価値観のコミュニティの中で暮らしていたら、ホームエデュケーションは格段にその威力を発揮するんじゃないだろうか。

 

今の日本では、家の外に出てしまったらその環境を整えることはとても難しいと思う。大人はスマホを片時も話さず、階段ではなくエスカレータを使い、コンビニでお昼やお菓子を買って、歩ける距離でも車を使う。子どもに「ゲームばっかりしてるんじゃない!」と言う前に、「家の中でダラダラしないの!」と注意する前に、まずは自分自身を変える必要があるんじゃないか?子どもは周りの大人を見て成長していくんだから。

外の環境は変えられなくても、家庭の環境なら変えられるはずだから。

 

ところで、シュタイナー学校に通うためには、入学の前に親の面接なるものがあると聞く。そこでは、家での過ごし方について聞かれるらしい。そして家で30分以上スクリーンを見せている家庭は入学が許可されないとか。

なぜならそれは、どんなに学校の環境が良くても家庭の環境が全く違えば意味がないからじゃないか。学校が家庭の延長であり同じ環境であれば、一貫した価値観で子どもは育っていく。もし学校が、我が家のホームエデュケーションの延長上にあったなら、私たちはどんなに楽だろうか。もし、周りがみんな私たちと似た価値観で生活していたらどんなにシンプルだろうか。

「○○ちゃんも持ってるから私もケータイ欲しい」と言ったり、「コンビニでグミ買って!」と大騒ぎしたり、「友達の家で延々とテレビを見てスナック菓子を食べる」心配もない。

 

ここに居るから苦しいんじゃないか、と思ったりもする。川の流れに逆らいまくって生きている我が家にとっては、とても息苦しいのだ。もし同じ流れの中にいたら泳ぐのはどんなに楽だろう。でも、そんな事を考えたって何も変わらない。それに、もしかしたらそんな環境はどこにもないかもしれないし。それなら今、出来ることをやるしかない。「今の世の中は間違っている!」と大声で叫んだところで、誰も気に留めないし、何も変えることは出来ない。でも、息苦しさを感じているのはきっと私たちだけじゃないと思うんだ。表には出さなくても苦しんでる人や我慢している人は沢山いるはず。それはこの世の中が間違った方向へ向かっているからじゃないのか。不登校児が18万人もいるという事実が物語っているんじゃないか。今のがんじがらめの教育では今の大人と同じ人間を作りだすだろう。だからこそ、自由な教育が必要であり、教育が変わればその子の未来は大きく変わり、その一人一人が作りだす社会が変わると思うんだ。

 

そんな未来を夢見て、私は自分に出来ることをするしかない。今はただ自分の子ども達を信じて育てること。

不安の正体

不安になるのは、「子どもを信じていないからだ」とよくマリ君に言われる。冷静に考えてみると本当にその通りなんだ。キキもメイも、2人には果てしない希望と可能性が詰まっている。もちろんキキとメイだけじゃなく、全ての子ども達に共通して言えることだと思う。

ところが、私たち親は、その可能性を信じてあげられているだろうか?そして私たち親はその可能性を伸ばすことも、その芽を摘んでしまう事もできる。もちろん、殆どの親は可能性を伸ばしてあげたいと思っているに違いない。ところが、親がそのために努力すればするほど、その伸びしろがどんどん少なくなってしまうんじゃないかと思う。

 

例えば、元々は「この子はピアノが上手だからもっと伸ばしてあげたい」という気持ちでピアノのレッスンを始めたはずが、段々と「ちゃんとピアノの練習しなさい!」とか「〇〇ちゃんはもうこんな曲も弾けてるのよ!」と言った言葉でプレッシャーを与え、気付けば子どもの気持ちがピアノから離れてしまっていた、なんてことはよくあると思う。楽しくて大好きだったはずのピアノが、いつの間にかママに’やらされてる’習い事にすり替わってしまったのだ。こうなると自主的に弾いてる訳じゃないから、「やりたくないのにやらされてる」感が強くなってしまうんだと思う。子どもだって、やらされてる時よりも自らやってる時の方が断然楽しいはずなのだ。結果的には親が子どもの芽を摘んでしまった事になる様な気がする。

 

今のキキとメイは可能性の塊であって、どんな事でも成そうと思えば成せるはずだと私は思う。ただ一つだけ必要な事があるとすれば、それは「成そうとする気持ち」なんじゃないか。例え知識なんてなくても、「成したい!」という気持ちが強ければ知識なんてあっと言う間につくはずだ。そしてこの「成そうとする気持ち」を育てるためには、やっぱり自主性が大きな役割を果たすことになる。自分が選んだ事であり、自分が好きでやってる事だからこそ最大の能力が発揮できる。それは子どもだけじゃなく大人も同じだと思う。

 

そう考えると、あれしなさい!これしなさい!と言えば言うほど、子どもの自主性は失われていき、「やらされてる事」に変わってしまう。

それならば、親は何も言わず子どもの主体性に任せることが大切なのではないか。子どもに「任せる」ということは、子どもを「信じる」ことでもある。子どもの可能性を信じ、自主性を信じてあげること。その可能性を信じてあげられない時に私は不安になるのかもしれない。出来ない事ばかりに目がいって、その子自身を見ている様で見えていない。平均を基準としたり、他の親の目線から物事を捉えてしまったりしている時。

 

子どもが「好き」とか「楽しい」と思って取り組んでいる時こそ、横から口を挟まずに子ども達の心のあるがままにさせてあげる事も大切なんだと思う。そして、失敗すると分かっていたとしても、先回りして助けない事。失敗は成功の基であり、失敗してももう一度挑戦すればいいだけだから。失敗するチャンスを子どもから奪ってはいけない。子どもが助言や助けを求めて来た時に、しっかりと手を差し伸べてあげられる様に見守っているだけで十分なんだ。

 

そう考えると、今の私がやるべき事は「子どもを信じて、見守ること」なんだと思う。そう頭では分かっていても、きっとまた不安に陥る時が来るだろう。その時はまたこの気持ちを思い出して、少しずつでも心の揺れ幅が狭まっていき、いつか安定する日が来るといいなと願う。

生きているだけで素晴らしい。笑顔でいられたら尚素晴らしい。それ以上を望むのは強欲なんじゃないか。

楽しい事ばかりじゃない、紆余曲折なんです!!

ホームエデュケーションを決意して1年半が過ぎた。ブログに書く記事は基本的に楽しい事やポジティブな話がメインなんだけど、今日は、母親としてリアルな私の気持ちの話をしようと思う。山あり谷あり、紆余曲折、そんなお話。

 

学校に行かなくてもいいと決意したはずなのに、ママ友や先生たちの意見に翻弄されて少しでも学校に通った方がいいのかもしれないと思ったり、簡単な計算が出来ないとか時計が読めなかったりして、本当にこのままで学力は大丈夫なんだろうか…と不安になったりする事がある。学校に行かないんだから、その分親の私がしっかりと勉強を教えなきゃ!と肩に力が入ったり、この年なんだからこれくらいの事は出来るようにちゃんとやらせなきゃ!と焦ったりもする。

そして最近気が付いた。学校と繋がれば繋がるほど、なぜかその不安が大きくなること。これは皆に共通する事ではないと思うんだけど、周りに影響されやすい私の性格上の問題だと思う。

 

何でなんだろう…?

その答えは案外、簡単なのかもしれない。私が導き出した答えは「他の子と比べてしまうから」なんじゃないかと。勉強も自立も、同じ年の子とキキを比べて、勝手に焦ったり不安になったりしてるんじゃないかと、そう思った。もし仮に比べる子がいなければ、きっとその子自身をもっと見てあげられるのかもしれない。常識とか標準とか平均とかがなければ、型にはまらず伸び伸びと育てられるのかもしれない。

 

以前の記事に書いた「算数のセルフラーニング」も、実は冬の間はお休みしている。他の家族と同居している事もあって、自分たちのリズムで生活するのが少し難しいからだ。その代わりではないけど、キキと相談して冬の間は週1で学校に通う事に決まった。キキが学校に通い始めてから私は不安に陥る事が多くなった。学校の宿題を解けない、漢字を覚えられない。それは仕方ないと思うんだけど、問題を解こうとしないとか漢字を覚える努力をしない姿勢に、どんどんモヤモヤしてくる私。ついつい勉強する様に強引に誘導してしまって、キキと険悪なムードになったり。

 

ホームエデュケーションを始めてから、こんな葛藤を幾度となく繰り返してきた。心の調子がいい時は「私たちって何て幸せ!この上ない幸せな人生に感謝♡」なんて思ってるのに、一旦不安の波が押し寄せると「本当にこのままでいいの!?この子の将来は大丈夫なの!?」と眠れないくらい不安になったりもする。大体ポジティブな時期の方が長いんだけど、不安の波は突如私を襲ってくる。

 

その不安の根源は一体、何なんだろうか…?納得して学校に行かなくていいと決めたはずなのに、どうして不安を拭えきれないのかな?次回はその辺りを掘り下げてみようと思う。 

ホームエデュケーション的!?冬の過ごし方☆

こんにちは!ご無沙汰してます、ろみです!!
ホームエデュケーションを始めて1年半が過ぎました。あっと言う間にキキは3年生になります。そしてメイはもうすぐ1年生。早いものですね。

今日はタイトルの通り、冬の過ごし方について書くよー!

 

我が家の子ども達が冬の間何をして過ごしているのかと言うと、ひたすら「滑る!」「トランプ!」「時々、手伝い!」な感じです。

まず、滑るってゆうのは、スキーのこと。冬の間はゲレンデ直結の場所に居候させてもらってるので、最低でも週に2回~3回は滑ってるかな。でも目の前がゲレンデだと、「えー、また滑りに行くのー?」なんて贅沢な文句を言ったりもする。でもね、マリ君はウィンタースポーツ大好きでそれこそ毎日滑りに行ってるし、私も今年は頑張って週2回は滑ると決めたから、子ども達も結局はついて来て一緒に滑る事が多いかな。ホームエデュケーションで陥りがちな(ウチだけ?笑)インドアばかりでなく、外遊びも満喫してまーす♡ちなみにマリ君と子ども達はスキーで私はスノボ。最近は2人共スノボにも挑戦していて、あっと言う間に上達してしまいそう。子ども達に追いつけなくなる日は近いかもしれない…(>_<)

 

そして滑らない時は「レゴ」か「トランプ」。最近はトランプで「大富豪」と「スピード」が流行っていて、毎日「大富豪」をやってたりする。レゴもやっぱりお気に入りの遊びで、作っては壊してを繰り返したり、全部のレゴを作ってレゴシティを作ってみたり。

 

それから「時々、手伝い」ってゆーのは、居候先がレストランを営業してるので、そこでの手伝い。料理を運んだり、食器を下げたり、洗い物したり、ポテトを計ったり。キキはいつも率先してお手伝いをしてくれるので、忙しい時にいるととても頼りになるくらい働き者!

ウチの子達は人懐っこいので、お客さんと仲良くなってアイスを買ってもらったりお駄賃をもらったり、トランプで一緒に遊んでくれる時もある。中には一緒に滑りに連れて行ってくれたお客さんもいて、本当にこの環境に感謝(●´ω`●)社会性を育むのには申し分のない環境だと思う。

 

そんな生活も残ること1ヵ月。残りのウィンターライフを満喫しなくちゃ損・損!ってことで、今日も目一杯滑って、遊んだ一日となりました♪