学校と、ホームスクールと

初めての子育て。誰も教えてくれないけど大切なこと。人と比べず情報に翻弄されず。経験をシェアすることで誰かの役に立つといいな。

楽しい事ばかりじゃない、紆余曲折なんです!!

ホームエデュケーションを決意して1年半が過ぎた。ブログに書く記事は基本的に楽しい事やポジティブな話がメインなんだけど、今日は、母親としてリアルな私の気持ちの話をしようと思う。山あり谷あり、紆余曲折、そんなお話。

 

学校に行かなくてもいいと決意したはずなのに、ママ友や先生たちの意見に翻弄されて少しでも学校に通った方がいいのかもしれないと思ったり、簡単な計算が出来ないとか時計が読めなかったりして、本当にこのままで学力は大丈夫なんだろうか…と不安になったりする事がある。学校に行かないんだから、その分親の私がしっかりと勉強を教えなきゃ!と肩に力が入ったり、この年なんだからこれくらいの事は出来るようにちゃんとやらせなきゃ!と焦ったりもする。

そして最近気が付いた。学校と繋がれば繋がるほど、なぜかその不安が大きくなること。これは皆に共通する事ではないと思うんだけど、周りに影響されやすい私の性格上の問題だと思う。

 

何でなんだろう…?

その答えは案外、簡単なのかもしれない。私が導き出した答えは「他の子と比べてしまうから」なんじゃないかと。勉強も自立も、同じ年の子とキキを比べて、勝手に焦ったり不安になったりしてるんじゃないかと、そう思った。もし仮に比べる子がいなければ、きっとその子自身をもっと見てあげられるのかもしれない。常識とか標準とか平均とかがなければ、型にはまらず伸び伸びと育てられるのかもしれない。

 

以前の記事に書いた「算数のセルフラーニング」も、実は冬の間はお休みしている。他の家族と同居している事もあって、自分たちのリズムで生活するのが少し難しいからだ。その代わりではないけど、キキと相談して冬の間は週1で学校に通う事に決まった。キキが学校に通い始めてから私は不安に陥る事が多くなった。学校の宿題を解けない、漢字を覚えられない。それは仕方ないと思うんだけど、問題を解こうとしないとか漢字を覚える努力をしない姿勢に、どんどんモヤモヤしてくる私。ついつい勉強する様に強引に誘導してしまって、キキと険悪なムードになったり。

 

ホームエデュケーションを始めてから、こんな葛藤を幾度となく繰り返してきた。心の調子がいい時は「私たちって何て幸せ!この上ない幸せな人生に感謝♡」なんて思ってるのに、一旦不安の波が押し寄せると「本当にこのままでいいの!?この子の将来は大丈夫なの!?」と眠れないくらい不安になったりもする。大体ポジティブな時期の方が長いんだけど、不安の波は突如私を襲ってくる。

 

その不安の根源は一体、何なんだろうか…?納得して学校に行かなくていいと決めたはずなのに、どうして不安を拭えきれないのかな?次回はその辺りを掘り下げてみようと思う。