ホームエデュケーションの本を紹介した記事の中に、ＨＳＣに関する本が一冊ある。今日はその’ＨＳＣ’に関して書いてみようと思う。
ＨＳＣ＝Highly Sensitive Child 人よりも敏感な子ども
ＨＳＰ＝Highly Sensitive Person 人よりも敏感な大人
私がこの言葉を知ったのは、今から３年前くらい。花火の音を極度に怖がるキキを見て、ちょっと他の子とは反応が違うなと思った。その他にも気になる点がいくつかあったし、いろいろ調べてるうちに人よりも敏感な子どもがいることを知った。
’ＨＳＣ子育てハッピーアドバイス’を読んでからは、キキがその可能性が高いと思った。軽度か重度で言えば軽度な方なのかもしれない。でも、キキには当てはまる点がいくつもあった。ＨＳＣの特性は４つあると言われている。（以下引用）
（1）深く考える
〇察しが良い
〇じっくり考えるため慎重になる
〇物事の本質を突く発言をする
（２）過剰に刺激を受けやすい
〇大きな音や光が苦手
〇痛みや暑さ・寒さに敏感
〇楽しい場面でもすぐ疲れる
（3）共感力が高く、感情豊か
〇人の痛みを自分のことのように感じる
〇動植物の気持ちに寄り添う
〇残酷な映画やドラマが苦手
（4）わずかな刺激を察知
〇髪型や服装の変化に敏感
〇小さな音やかすかな匂いに気付く
〇少しの刺激で頭痛や腹痛を起こす
キキに当てはめてみる。
①深く考える
-興味を惹かれる人がいたらじーっと見る
-初対面の人や場所に慣れるのに時間がかかる
-私やキキの友達がピアノを弾いてると横でじっと見て、見よう見まねで弾こうとする
②過剰に刺激を受けやすい
-花火の音が極度に苦手で、花火の音がすると軽くパニックに陥る
-痛みに弱く、恐怖心も強い、人前が苦手
-人よりも疲れやすい気がする
③共感力が高く、感情豊か
-喜怒哀楽が激しい
-戦いや魔女など怖いシーンが苦手で、6歳頃までは「となりのトトロ」と「魔女の宅急便」くらいしか映画が見られなかった
-人が怒られてるのを見ると自分もナーバスになる（ように見える）
④わずかな刺激を察知
-何かあるとすぐにお腹が痛くなる（不安な時など特に）
-私がビューラーを使った時にすぐに分かる
-味に敏感
HSCの多くは、優しく思いやりのある思慮深い子
まさに、キキは本当に優しいと思う。私や家族には我がままでイヤイヤする時が結構あるんだけど、優しいな～とつくづく思うことが多々あったりする。
ＨＳＣは個性だと思う。でも、親がその子に合った環境を作ってあげることで、子どもは伸び伸びと安心して生活ができる。それがとても大切なんじゃないかな。そう思うと、学校がキキにとっては苦しくなってしまう場所なんだ、と改めて気付かされる。
