学校と、ホームスクールと

初めての子育て。誰も教えてくれないけど大切なこと。人と比べず情報に翻弄されず。経験をシェアすることで誰かの役に立つといいな。

稲刈り♡

10月3日、無事に稲刈りが終わりました!今回も多くの子ども達がお手伝いしてくれたお陰で、私は一度も鎌を握ることなく稲刈りが終了。稲を刈る作業は子どもにお願いし、大人は束ねた稲を藁で結びはざ掛けする作業に集中できたので、9時に始まり12時には終わった。

                    5月31日の田植え                                       10月3日の稲刈り

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我が子たちも鎌を持ちせっせと稲を刈ってくれました。お友達に囲まれて思い思いに作業を進める姿は決してやらされているのではなく、あそびと同じ様な感覚で楽しんでいました。もうそれだけで満足。 

12時に終わり、その後は皆でランチ。そして午後 

は子ども達は遊びまわり、大人たちはおしゃべりを楽しんだ1日になりました。もう本当にそれはそれは幸せな1日でした♡

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近況報告☆Wisc検査と最近の我が家

久しぶりの投稿になりました。子どもが毎日家に居るということは、自分だけの時間がほぼ取れないということでもあり、故にブログを書く時間が惜しく感じてしまったりする。私にとって記事を書くことは、自分の考えや思いなどを整理して言葉にすることであって、自分と向き合う時間が必要になる。その時間が中々取れず、記事を書くことが後回しとなってしまう。

今日は台風の影響で朝から雨。家でのんびりしながらふと、久しぶりにブログを更新したい気持ちになった。

 

そんな訳で、最近の我が家の近況をご報告します。まずは、1番新しい近況から。

今日はキキが学校で"Wisk"という検査を受けて来た。私もよく知らなかったんだけど、友達の子どもがこの検査を受けて病院でちゃんとした指導を受けたら、子育てが劇的に楽になったって話を聞いてずっと興味があった。前回、発達カウンセラーの先生と話す機会が学校であった時に、キキがその検査を受けられるかどうか聞いてみた。そして今回の検査に至った。

Wisc検査で分かることは、
・言語理解
・知覚推理
・処理速度
・ワーキングメモリー

の4項目と知能指数(IQ)。発達障害学習障害があるかどうかがこの検査でざっくりと分かるらしい。

今回、私がWisc検査を希望したのは発達障害学習障害のレッテルを貼りたかった訳ではなく、ただ純粋にキキのことをもっとよく理解したいと思ったから。何が得意で何が苦手なのかが知りたかった。苦手な事を無理に出来るようにしようとすることは、きっとキキを苦しめることになり自分も苦しむことになると思うから。

2週間後に結果と共にカウンセラーの方との話し合いが決まった。またその時に結果は報告できればいいな。

 

それから、最近の我が家は少しだけリズムが出来てきた。朝起きる時間はまちまちだけど、朝ご飯→朝の学習という流れが確立された。子ども達は各々、私が用意したプリントや学校や幼稚園からもらったプリントなどをやる。時間は30分~1時間ほど。時間にするとわずかな様な気もするけど、毎日の積み重ねはいつかきっと役に立つはず。5月末に学習を始めた時は漢字をまだ1字もちゃんと教えていなかったけど、あれから4カ月。もうすぐ1年生の漢字の読み書きが終わろうとしている。

 

先週の4連休は、少し足を延ばして日本海沿いへ4泊5日のキャンプへ行った。この話もまた後日詳しく書けたらいいなー。いつになるか分からないけど(-_-;)

あとは、週に1回地元のホームスクール友達と隣町にできたフリースクールへ通ったり、ハイキングやボルダリング・クラフト作りなどを企画して集まっている。

隣町のフリースクールは人が少しずつ増えて、活動範囲も広くなってきた。1カ月に1回か2回は私たちの地元へも来てくれる。今は週1回しか行っていないけど、ゆくゆくは週に2回くらい通えたらいいなと思う。

 

夏休みの間は毎日と言っていいほど水遊びをした。近所の川で、プールで、遠くの海で、近くの湖で、隣の町の湖で、毎日毎日泳いだ。最初の頃は、深い湖でライフジャケットを着ているのにマリ君に必死にしがみついて離れなかった子ども達が、夏の終わりにはライフジャケットを脱ぎ捨てて、果敢に水の中へ潜っていった。誰に教わった訳でもないのにいつの間にか少しだけど泳げるようにもなっていた。

子どもの成長の早さを感じると共に、泳ぎは誰かに教えてもらうものという概念が覆された。それは学びの全てに共通するような気がした。何かを出来るようになるために、誰かに教えてもらうことが不可欠ではない事を物語っていた。

願いが次々と叶えられていく不思議。

2年くらい前から、小さな願いが次々と実現し始めた。それは本当に小さな願いかもしれないけれど、私の切実な願いでもある。心の中で空想に耽り「あんな事してみたいな、こんな事あったらいいな」と思ったり誰かと話したりしたことが、ある日突然叶えられる不思議。

 

例えば、2年くらい前の私が目標としてたのは「地元で定期的なマルシェを開催すること」だった。理由はフランスに根付いているマルシェは、今必要とされている「地産地消」を実現し、小さな農園や芸術作家などを支える大きな柱になり得るから。場所は我が家から徒歩3分くらいで行ける公園の駐車場。なぜなら、自宅から近い方が便利だし、フランスのマルシェを見てみると大勢の人が来るからまず大きな土地と駐車場が必要になる。それに国道沿いで街中にあるなど、人が集まりやすい場所である必要があるから。

そんなことを考えながら、まずは自分の庭で友達のオーガニック野菜を販売しようかな~なんて考えてた時。私の夢は突然、そのままの形で実現された。月に1度のオーガニックマーケットが開催されることになった。開催場所は、まさかの私が思い描いていた場所だった。同じ様な事を考える人がいるもんだな~、とその時はとても驚いた。

 

そしてもう1つ、小さな願いの中でも大きな願いが叶えられようとしている。

キキが学校へ通わなくなってから、私の焦点はもっぱら教育に当たっている。フリースクールやアルタナティブ・スクールなどいろいろ調べてみたけど、実際に通える範囲内に選択肢は1つも無かった。引越すか、引越しが出来ないなら作るしかない。キキとメイと同じ様な子ども達を集めてフリースペースの様な場所を作りたいと思ってた。無料で借りられる場所の候補がいくつかあって、ホームスクール友達も何人か出来た。やりたい事やアイディアは山ほどあるのに、それを実行するの容易い事じゃない。何から始めたらいいか?そんな事を考えていた去年頃、隣の街に住む友達から、何やらフリースクールなるものが出来る動きがある、と教えてもらった。そしてその話はあれよあれよと言う間に進み、最初は週1日から始まったものの今では週3日となり、時間も9:30~14:30と長くなった。ずっと行きたいと思っていながらも、コロナも騒ぎで身動き取れず、ようやく先々週に初めて行くことが出来た。

そこはまさに子どもの遊び場であり、学び場であり、友人と知恵を交換する場であり、実験する場であった。子ども達はそれぞれが自分の熱中できるものを見つけ、黙々と何かに没頭している。皆で木の実を摘んでジャムを作って食べたり、川の魚を捕まえたり、ギターに合わせて歌ったり。その日の帰りにキキに聞いてみた。

今日行ったみたいな場所が’学校’だったら毎日行きたい?

と。そしたらキキは即答した。

今日行った場所が学校なの?それならもちろん行きたいよ!

そうなんだねー、と思った。そこでは、先生たちは先生と呼ばれず、友達のように接してくれる。ジャム作りに飽きたら魚を捕りに行ってもいいし、お腹が空いたら早弁してもいい。 子どもは一人の人間として意思を尊重される。子どもの集団だけど、集団行動はしなくてもいい。とても心地の良い場所がそこにはあった。

そしてそこの先生と話してる中で、私の村でもここの様な場所を作りたいと思ってることを伝えると、その先生も私の村で出来たらいいなと言ってくれた。先生も、近隣の市町村との繋がりを求めていて、子ども達をいろんな場所に連れて行きたいと思っていた様だった。

 

何となく、地元にフリースペースを作る願いもなんらかの形で実現するような気がする。水を得た魚の様に生き生きと遊びまわるキキを見ながら、期待に胸を膨らませる今日この頃。

小学生のシュタイナー

我が家のホームエデュケーション(ホームスクール)は’エデュケーション(教育)’と言えど、全く家での学習習慣が無かったキキとメイ。ひょんなことから算数・国語の学習を始めてちょうど1カ月。何とか続いてます!私としては本当にビックリ!!この1カ月でキキは着実に算数の足し算をマスターし、漢字もいっぱい覚えた。メイも1~40まではちゃんと数えられるようになったし、ひらがなも半分くらい読めるようになった。(メイにひらがなほとんど教えてないのに。。)

やっぱり毎日の積み重ねって大事よね~と改めて実感。

 

そして今日のお題は、タイトルの通り「小学生のシュタイナー」について。シュタイナーって言葉、よく見聞きするんだけどその内容についてはほぼ無知に近かった私。シュタイナーの言葉からは「怒らない」とか「自由な教育」なんて言葉をイメージしてた。

図書館で何となく手に取った「シュタイナー」の本。確かに前々からシュタイナーに興味はあったんだけど、なぜかシュタイナー=幼児教育のイメージがすごく強くてうちには関係ないかなと思ってた。図書館で借りて来たその本は、「未就学児の前半」と「小学生~高校生の後半」に分かれていた。もちろん、私の目に留まったのは後半の方の本だった。「小学生からのシュタイナーの本があるんだ~。めずらしい。」と言う思いから手に取った。

 

本を読んでみるとまたまた、目から鱗のオンパレードだった。シュタイナーの教育法に共感する部分がいっぱいあって、もっと知りたいと思った。地元の図書館は小さすぎて読みたい本が揃っていないので、県立図書館のカードを郵送で作って取り寄せて読むことにした。

どの本も興味深く、何となくホームエデュケーションをしていた私にとって「シュタイナーなら家でも子どもの可能性を最大限に広げてあげられるかも」と期待が膨らんだ。実際にドイツや東京にあるシュタイナー学校でのカリキュラムや実践方法などが詳しく書かれている本もあって、それらを参考にしつつストラクチャーを考えるのが楽しみになった。

 

ただ、本を読み進める中で一つ気になることがあった。シュタイナーは「キリスト教」と関係しているのかも?というコト。アメリカの教会で盛んにホームスクールが行われていることからも分かる様に、ホームスクールとキリスト教は深い関係にある国も多い。我が家は無宗教だし、教育の中に宗教を取り入れたくない。ただ、日本という国柄からもキリスト教と切り離して家で取り入れることは出来そうだとも思った。

外国のシュタイナー学校と言ったらもしかしたら皆キリスト教徒だったりするのかな?でも教育法だけ日本に伝わったとすれば、もしかしたら日本のシュタイナーを取り入れてる幼稚園や学校はあまりキリスト教とは関りが無かったりするかもしれない。

 

何にしても、別にキリスト教を毛嫌いしている訳でもなく、キリスト教も仏教もあらゆる宗教も元々は似たような教えの上に成り立っていると私は思ってる。だから宗教が悪いとか怖いとは思ってなくて、むしろそれぞれの宗教の教えを宗教としてではなく人生の教えとして取り入れられたら、とても為になるんじゃないかとも思う。

 

そんなこんなで、小学生のシュタイナー教育について本を読み漁っている真っ只中の私です。新たな情報を獲得次第、またご報告します~(*´ω`*)

5月31日 田植え

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田植え

曇り空の中、かろうじて頭を出す山々に囲まれて、無事に田植えが終わりましたー!
パチパチパチヽ(^o^)丿

今年は子ども21人・大人16人の総勢37人が参加してくれました♡去年は田んぼの半分くらいで飽きた子ども達は脱落者が続出したのが、今年は最後まで子どもが全部やってくれたよー!大人の出番はなし!笑 子ども達のエネルギーは尽きることを知らず、田植え後のピクニックでも全力で走り回る。

 

丸1日遊んだ子ども達は、帰ってきてさすがに疲れた様子。夜ご飯を食べ終わった後、「今日撮った写真見たいー!」と駄々をこねそうになったキキに、「今日はいっぱい働いていっぱい遊んだから、さすがに疲れたんじゃない?ママはぐったりだよ~。キキも体に聞いてごらん?」と言うと珍しい答えが返ってきた。「本当だ、キキの体も疲れたって言ってる!何で?って聞いたら、いっぱい遊んだからだって!!」と。いつもならどんなに疲れてても疲れを認めたがらないキキだけど、今日はさすがに全力を出し切っって満足したんだね。

布団に入って「はぁ~、気持ちいいね~♡」とふかふかお布団の有難みをかみしめた夜となりました(*´ω`*)

セルフラーニングを始めて2週間

先週の月曜日から始めた学習。思いがけず子ども達は続けています。たった2週間なれど、毎日プリントを用意しているうち子ども達の傾向が見えて来た。

子どもがどこまで理解していて、どこで躓いているか

どんな学習を好んでやりたがるか

 

子どもがどこでつまづいているのかを把握することはとても大切なことだと思った。もちろん、本人が把握できていれば1番いいんだけど、学習習慣のない我が子達に分かるはずもない。だからこそ、このセルフラーニングのゴールの1つは、「自分で自分の学習を管理出来るようになる」ことだと思う。学習管理が出来るようになって初めて、自分はどんな学習をしたらいいのかが分かる様になるんだろう。

今は私が子ども一人一人に合わせて教材を選び、子どもの学習スピードに合わせて進めることができる。これは、ホームエデュケーションだからこそ出来るメリットだと思う。 

 

教材を探してみると、無料でプリントを載せているサイトがいっぱいある。その中で1番シンプルで分かりやすそうな素材を選ぶ。

例えば5歳のメイが今やってるプリントは、

‐1~50くらいまでの点つなぎ
‐ひらがなの読み(5こずつくらい)
‐数字を書く練習
‐迷路

など。

算数があまり得意ではない7歳のメイの場合は、

‐100以上の数の認識
‐1桁の足し算
‐漢字(1日に1個~2個)
‐カタカナの確認(どれが書けてどれが書けないのかの把握)
‐アルファベットを描く練習

など。

メイは点つなぎがとても好きなようで、「もっともっと」といっぱいやりたがる。先週は一人で出来なかった50までの点つなぎが、今では数を数えながら出来るようになった。数字も1~10まで書けるようになった。(4がたまに鏡文字になるけど。笑)

キキは足し算ですでに躓いていることに気付いた。10になる足し算は得意げにやるものの、3+4や7+8などの一桁の足し算でも指で数えたりしている。カタカナも全部書けると思っていたものの、実際に書いてみると書けないカタカナが結構あった。

 

いつまで続くかは分からないけど、取り敢えず1ヵ月を目標に頑張ってみよう!親はどうしてもあれもこれもと欲張ってやらせてしまいたくなるけど、多くを望まず子どもにのやる気にゆだねるべしだね。

算数のセルフラーニング始めました!?

さて、我が家で勉強に対する革命が行われた月曜日。勉強は子どもの主体性に任せ、やりたい時に自らやるまでは何もしない方針の我が家(特にマリ君)でしたが、一冊の本が私の背中を押した。こんな小さなうちから子どもに任せっきりで本当にいいのだろうか…?という気持ちは以前からあったものの、マリ君を説得するだけの理由もなく何となくそうしてきた私。でもその本を読んで私の意見ははっきりと変わった。子どもが自ら学習できるように環境を整えてあげることも必要なのではないか?と思った。

 

そして月曜日。私はキキとメイに5枚ずつ算数のプリントを用意した。学習を始める前にもちろん本人の意志は確認していたけど、プリントに取り掛かる前にもう一度念を押した。

やりたい分だけやればいいからね。

それでも子どもたちは、特にメイはやる気満々。数字にすごく興味を示し始めたメイにとって、今は算数の学習を始めるのに最適な時期だと思った。

 

ダイニングテーブルに4人で座り、各々が学習をスタート。メイは数字の読み書きの練習や点繋ぎ、キキは簡単な足し算と漢字、マリ君も漢字、私は子ども達の補助をしながら新聞を読む。

子ども達は真剣にプリントに取り組み、あっと言う間に1時間半が経った。終わってからもメイはもっとやりたがった。初めての試みでどうなるかと思ったけど、拍子抜けするほど簡単に終わってしまった。

 

そしてその後、月曜日から金曜日までは午前中の学習を毎日やりたがった。プリントの枚数は朝食の時にそれぞれが何枚やるか決めた。今日は土曜日ってこともあるし、キキが昨日の夜から友達の家に泊まりに行っているので学習はお休みした。でもメイだけは「5枚やる!」と言って聞かないので、一人で取り組んだ。

 

学校に行って家で宿題を毎日やっている子どもに比べたら、毎日座って勉強するのなんて当たり前だと思うかもしれないけど、私にとっては子ども達の向上心を目の当たりにした瞬間だった。

子どもは誰もができるようになりたいと思っている。

平井先生の言葉を思い出した。うちの子も含め例外なく、子どもは誰でも学びたいと思っている。ただ、その興味や向上心をどう伸ばしてあげるかがきっと大事なんだろうと思った。

「自由」と「放任」

私から見てキキは算数が苦手だと思う。本人の理由はいろいろとあるだろうけど、計算するのに時間がかかる。耳からの情報は素早く脳に伝達される代わりになのか、目からの情報は脳に達するまですごく時間がかかる。

例えば、ピアノや太鼓をやると教えてないのに聞いてた音を探して弾いたりする。言葉も然り。日本語とフランス語しか教えていないのに、夫婦の英語での会話を聞いているうちに英語も話してる内容が分かる様になって来た。目からの情報としては算数や読み書き。算数は嫌いではないにしても、足し算に今でも指を使ったりする。ひらがなもカタカナも全部読めるにも関わらず、絵本を読むのにはとても時間がかかる。

 

だからと言う訳じゃないけど、算数は無理やりやらなくても日常生活の中で最低限身につければいいかな~と思ってた。読み書きも追々できればと。ところがつい先日、その考えを覆す本と出合った。コロナで外出が制限されていたため、図書館で育児書など目に留まった本を何冊か借りて来た本の中に、

「セルフラーニング どのこにも学力がつく」著者:平井雷太

という一冊があった。’セルフラーニング’という言葉に惹かれてこの本を手に取ったんだけど、内容はとても興味深いものだった。この本の中で印象的だった言葉がある。

「自由」と「放任」をはき違えてはいけない

 確かにこの2つ、限りなく近く見えて限りなく遠い言葉なのかもしれない。そして私は子ども達に対して「自由」を与えているのか「放任」なのかと自問した。自分では「自由」を大切にして来たつもりだったけれど、「放任」も織り交ぜていたかもしれない。不得意なことは子どもに任せようと。

でも平井先生は言う。

四則計算と漢字は反復練習でしか身につかない。しかし、反復練習を自らやりたがる子どもはいない。

 本当にそうだと思う。算数は基礎だけできればいいと思っていたけど、その基礎さえキキはあやふやだった。学校での算数や漢字の勉強は明らかにキキにとって進むスピードが速すぎていた。それなら、また基礎に戻ってキキに算数と読み書きを教えたらどうだろう?とふと思った。ただ、ここで平井先生が大切にしている教育方針がある。

押し付けない・命令しない・強制しない 教えない教育

子どもはこっちがやらせようとすればする程、勉強を嫌いになっていく傾向がある様に思う。だから私は敢えて「放任」していたのかもしれない。でも強制もせず教えない教育法があるのなら、それは試してみる価値はあると思った。

 

「勉強」という言葉にアレルギー反応を示すマリ君を何とか説得する。

学びたくない子どもなんていない。子どもはみんな上達したいものだ。

という平井先生の言葉を借りつつ、 もしキキとメイがやらないと言ったらそれ以上は強制しない。やってみて続けるかどうかは本人が決めればいい。そんなところで折り合いがついた。じゃあやってみようと!するとどうなったのでしょうか?

 

お米の有機栽培。田んぼの準備。

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田んぼ

田んぼの準備として耕起と草刈りをしましたー。去年から始めたお米の有機栽培。農薬を使わないため、夏の草との勝負が肝心。去年は草がいっぱい生えちゃったから、今年はもう少しうまくやりたいもの。この日は暑すぎず寒すぎず、野良仕事には最適の天気。子ども達と一緒に鶏糞を4袋蒔いてその後はトラクターで耕起&草刈り。私も初めての草刈り機に挑戦!いつかトラクターも運転できるようになったらいいな~。子ども達は田んぼの中で生き物探し!ちょうちょを追いかけたりカエルを捕まえたりしながら、キャッキャとやってました(*´ω`*)

 

今週末は代掻き!一緒にやらせてもらってるおじちゃんの提案で、「泥んこ遊び大会」を計画中。大人も子どももワイワイと楽しくやりたいね~♪

春の野良仕事は楽しいひと時~♫

全国的にホームスクールとなってから早1カ月。私たちの村では一昨日から半日の学校が始まった。全校生徒を地区ごとに2つのグループに分けて、午前登校と午後登校で勉強するらしい。地区で分けることによって兄妹で同じ日に登校が出来るのは、きっと親にとっても助かるんじゃないかな。

 

最近の我が家は、もっぱら庭&畑仕事に精を出してる。マリ君は庭にツリーハウス的なのを作るらしく、試行錯誤しながら柱を立ててる。冬は雪が積もるから屋根をつけないと腐敗や倒壊の原因になる。となると、なかなか難しそうだね。

私はせっせと庭のハーブのお手入れ。去年植えたハーブたちが花を咲かせたり新芽を出してくれるのをみるのは極上の幸せ♡♡♡まだ寒さが残るこの地域では、開花したハーブはほんの数種類。それでも、石だらけだった庭に色とりどりの花を見られるだけで心が和む~(●´ω`●)5月に入ってからは苺の花が咲き始めて、子ども達も大喜び♬

 

それから、畑の準備。今年は子ども達が自分で管理する区画を作りたいなと思ってて、種も10種類くらい自分たちで選んでポットに蒔いた。半分以上は芽が出たけど、水やりはほぼ私がやりましたよ~。トマト・かぼちゃ・きゅうり・メロン・すいか・バジル・とうもろこし・いんげんスナップエンドウナスタチウムマリーゴールドなどが順調にポットで育ってます。残念ながらナスは1苗、ピーマンは芽が出なかった。

畑には去年植えたにんにくと小麦が育ってて、人参・ごぼう・ほうれん草・水菜を直播きして、じゃがいもとねぎも植えたよ。去年は私の植えたタイミングなどなどが悪くて、最も簡単と言われてるジャガイモとさつまいもが全滅だったから、今年は慎重に時期を見極めて、暑くなりすぎる前&雨が降る前日に植えました。今年は上手く出来るといいな~。

にんにくは順調に育ってるんだけど、小麦の成長がイマイチかな。。初めて育てる小麦、果たして製粉まで辿り着けるのでしょうか!!??