学校と、ホームスクールと

初めての子育て。誰も教えてくれないけど大切なこと。人と比べず情報に翻弄されず。経験をシェアすることで誰かの役に立つといいな。

算数のセルフラーニング始めました!?

さて、我が家で勉強に対する革命が行われた月曜日。勉強は子どもの主体性に任せ、やりたい時に自らやるまでは何もしない方針の我が家(特にマリ君)でしたが、一冊の本が私の背中を押した。こんな小さなうちから子どもに任せっきりで本当にいいのだろうか…?という気持ちは以前からあったものの、マリ君を説得するだけの理由もなく何となくそうしてきた私。でもその本を読んで私の意見ははっきりと変わった。子どもが自ら学習できるように環境を整えてあげることも必要なのではないか?と思った。

 

そして月曜日。私はキキとメイに5枚ずつ算数のプリントを用意した。学習を始める前にもちろん本人の意志は確認していたけど、プリントに取り掛かる前にもう一度念を押した。

やりたい分だけやればいいからね。

それでも子どもたちは、特にメイはやる気満々。数字にすごく興味を示し始めたメイにとって、今は算数の学習を始めるのに最適な時期だと思った。

 

ダイニングテーブルに4人で座り、各々が学習をスタート。メイは数字の読み書きの練習や点繋ぎ、キキは簡単な足し算と漢字、マリ君も漢字、私は子ども達の補助をしながら新聞を読む。

子ども達は真剣にプリントに取り組み、あっと言う間に1時間半が経った。終わってからもメイはもっとやりたがった。初めての試みでどうなるかと思ったけど、拍子抜けするほど簡単に終わってしまった。

 

そしてその後、月曜日から金曜日までは午前中の学習を毎日やりたがった。プリントの枚数は朝食の時にそれぞれが何枚やるか決めた。今日は土曜日ってこともあるし、キキが昨日の夜から友達の家に泊まりに行っているので学習はお休みした。でもメイだけは「5枚やる!」と言って聞かないので、一人で取り組んだ。

 

学校に行って家で宿題を毎日やっている子どもに比べたら、毎日座って勉強するのなんて当たり前だと思うかもしれないけど、私にとっては子ども達の向上心を目の当たりにした瞬間だった。

子どもは誰もができるようになりたいと思っている。

平井先生の言葉を思い出した。うちの子も含め例外なく、子どもは誰でも学びたいと思っている。ただ、その興味や向上心をどう伸ばしてあげるかがきっと大事なんだろうと思った。