学校と、ホームスクールと

初めての子育て。誰も教えてくれないけど大切なこと。人と比べず情報に翻弄されず。経験をシェアすることで誰かの役に立つといいな。

マジで、腹が立った話

ちょっと聞いて下さい!最近、本当に腹が立った出来事があって、この鬱憤を誰かに聞いて欲しい!!

と言うことで、今日は怒りに任せて毒を吐くよー!閲覧注意です!

 

つい先日、居候先でホームパーティーがあって、お酒を普段飲まない私もめずらしく飲んでいた時のこと。夕食後、友達が一人ひとり帰って行きマリ君や子ども達も寝た後、私と居候先の男性2人が残ったのね。その男性のうち1人はおじちゃんで、もう1人は私よりも7~8歳年上の人。もともと、この男性私は苦手で、いつも持論や屁理屈で社会を批判してる人なんだけど。

最初はコロナワクチンのことやら地球温暖化について、やっぱり彼が持論を展開していた訳ですよ。反論すると本当に面倒なことになるので、はいはい聞いて、「へ~、そうなんですね~」と聞いてるのが一番賢い対応だと思うんだけど、私の性格上、噛みつきたくなる時があるのよ。

 

それでね、ひょんなことからこの人の知られざるバツイチの過去について聞いてみた訳。そもそも、身勝手すぎる行動から絶対に結婚に向いてなさそうなこの人が、どうして結婚なんてしようと思ったのか?率直に疑問だったのね。まぁ、結婚の理由は子どもができたからだそうで、ふむふむ納得、想定内。そこから、農家だった彼女の家に婿に入ったのだと。

「へ~、そうなんだ。」とそこまでは良かったんだけどね、そこからですよ。

 

「俺が農家に婿にいってやった。おれが我慢してやったのに、安月給だ寝坊するなだとか文句いわれて。」と。

「でも、子どもは1人じゃ作れませんからね~」とやんわり嫌味。「だから責任とって結婚してやったんじゃん!」と。「結婚してやった」って何で上から目線?

まぁまぁ、そこまでは、当人同士の話ですから、ギリギリ良しとしましょう。そして次に発した言葉に私は驚愕。私の返しは端折って、彼が言ったことをまとめるよ。

 

俺は商人の家の家系で、向こうは農家。俺の方が位が高いのに、わざわざ位が低い農家へ婿に入った。俺は賢い家系なんだ。農家は全員バカだ。バカだから農家にしかなれないんだ。バカの家系からはバカしか生まれない。俺が婿に入ったから、2番目に男が生まれたんだ。俺の種じゃなかったら女系のあっちの家系に男なんか絶対に生まれてなかった。俺はおぼっちゃんなんだ。俺は神様!賢くない家系に生まれた奴らなんて、豚と一緒だ。

と。本当に耳を疑いましたよ。「え、じゃあ私も豚って事ですか?」と聞いてみると、「まぁ、そう言うことになる。」だって。これが本心だったら、本当にこの人何言ってんの?男尊女卑もいいとこ、王様?ありえないと。しかもさ、その人の両親がやってるビジネスも築いてきた財産も、その人の手柄じゃないからね。ただの親のすねかじりやん、て。それで、「ろみの家の親は本家なの?」と聞くんです。だから、私は正直に言ったの。「私の父親は貧乏な家の出で、小さいころにお母さんが亡くなって、親戚の家を転々としていたって言ってたから、本家がどうとかはちょっとよく分かりません。」て。そしたらね、

あ、そうなんだ。まぁ、そう言う家系は消えてもいいんだよ。俺の家みたいに代々続いてる優秀な家系は、そう簡単に終わらせられないんだよ。

って。信じられないでしょ?この差別発言。今の時代に、未だにこんな古い考えの人がいること自体びっくりだし、それを堂々と話しちゃうくらい勘違いしてるこの人、もう腹立つを通り越して、気持ち悪いわ。こんな人と一緒に働いてたんだと思うとマジ恐怖。

でもさ、よく考えてみると、俺の家系を絶やさない様にとか言ってる割に、自分の子どもたちの親権は母親にあって、離婚以来、一切関わってないとか、めちゃくちゃ矛盾してるじゃんね。

 

未だに親と同居で、母ちゃんにご飯作ってもらって、一番働き者の母ちゃんを怒鳴り散らして王様気分になってるこの男。口だけ達者で何も行動が伴ってない、薄っぺらい人間だと思うと、そうやって人を見下さないと自尊心を保てないんだろうな。むしろ哀れだな。

 

でも、豚呼ばわりされ、農家生まれの我が母と、自給自足を目指す私たちは全員バカだと言われたこと、私は忘れないから。絶対にあり得ないけど、万が一謝られたとしても、彼がその考えで生きてる事に変わりはなく、そんな人と真面目に話したりしたくないし、関わりたくない。

 

マリ君にこの話をしたら、日本にはそーゆう差別発言する人あんまりいないけど、フランスにそーゆう人もっといる。俺もあの人には「俺は外人嫌いだから」って言われたよ。でも一番賢いのは、話をしない事、聞かない事。挨拶とか当たり障りない事だけ話して、それ以外の話になりそうだったらその場を立ち去る。

なるほど、確かにマリ君はいつもそうしてたわ。そーゆう話になりそうになると、いつの間にかいないんだよね。やっぱりまともに聞いちゃダメなんだし、相手に持論を展開させる隙を与えないって事よね。

 

今まで面と向かって差別する人に私が出会ってこなかっただけで、世の中にはそんな人たち五万といる訳よ。そーゆう人たちに出会った時の対応方法を学んだと思う事にしよ。

あー、勉強になったわー!w