学校と、ホームスクールと

初めての子育て。誰も教えてくれないけど大切なこと。人と比べず情報に翻弄されず。経験をシェアすることで誰かの役に立つといいな。

母親業10年目の変化。自分を取り戻そう!

キキが生まれてかれこれ9年。妊娠期間を含めると約10年、私は母親業に徹してきた。もちろん、それって私だけに限った事ではなく、世の中のお母さん方は皆そうだと思うんだ。子どもが小さい時は特に、子育てに必死で、自分のために使う時間が減り、自分のために使うお金も減り、家族のために全力で駆け抜けていく日々。

そして気が付けば、以前は自分が母親ではなく、一人の女性だったことすら思い出せない。

そーゆー意味では、フランスはベビーシッターが普及していて、誰でも当たり前に利用できる。まだ赤ちゃんでも、ベビーシッターが家まで来てお世話してくれるから、夫婦揃ってディナーへ出掛けたり、デートだって出来る。

それは日本の文化にはないので、日本人のお母さん達から見たら、「子どもを置いて遊びまわっている」とか「子どもを放っておいてる」とか、ネガティブなイメージがまだまだ根強く残っているかもしれない。でも、それって時には夫婦関係を円滑にするために必要なことだったり、家族が皆ハッピーでいるためには必要不可欠な時間だったりすると思うんだ。

 

私たち母親は子どもを産んだ時から、一人の女性としての時間はなくて当然だと思い込んでいる。「母親なんだから仕方ない」「子どもがいるから出来ない」そんなことがどんどん増えて、我慢したり諦めたりするのが当たり前になってしまってる。でも、それって当たり前なんだろうか?

 

マリ君は子どもが生まれてからも、自分のための時間をいつも作ってきた。それは、友達と飲みに行ったり、サッカーしたり、カヌーやカヤックをしに行ったり、時には泊りでスキーへ行ったり。それでも、私からしたら彼はいつだって私の良いパートナーであり、素晴らしい父親に変わりはない。

だからマリ君はいつも私に言うんだ。「ろみも、友達と出掛けておいでよ。」「いつでも遊びに行っていいんだよ。」って。でも、日本に生まれ育った私にとっては、それが当たり前に出来ない。周りにいるママ友たちと、時には飲みに行ったりもするけど、羽目を外したりはしないし、母親である立場を忘れて心から楽しんだことは果たしてあっただろうか?その証拠に、ママ友との会話はいつだって子ども達の話題ばかりだ。

 

私が優里の歌に心動かされて音楽の世界に引き込まれたのは、そんな日常やしがらみを忘れて、夢中になれるものが欲しかったからなのかもしれない。音楽やスポーツや芸術には、自分自身に集中できる力があると思うから。

私はいつだって音楽が好きだった。思い返せば、5歳頃からピアノを始めて、中学では吹奏楽部、ワーホリ中にギターを覚えて、過去に付き合ってた男性の半分くらいも音楽をやってる人だったし、今はアフリカンダンスやジャンベを続けている。私の生涯に音楽は欠かせないものだった。

私って、音楽がすごく好きだった。

そんなことにふと気が付いた、母親業10年目。

 

気付いた途端、自分の気持ちにブレーキがかからなくなって、音楽を聴きまくる日々。そんな時、「カラオケ行きた~い」という言葉に反応した友達が1人。彼女はカナダの男性と結婚している子作り中の羊ちゃん。羊ちゃんは可愛くて、ほんわかしているけど、スキーがめちゃくちゃ上手い、パタゴニアの店員さん。

今までも何度かマリ君を通じて遊んだことはあったんだけど、私はいつも子連れだったって事もあってか、なかなか仲良くなる機会がなかった。でもその日はカラオケの話題から始まって、優里と川崎鷹也の話で盛り上がり、とうとう連絡先を交換。

そして、あれよあれよという間に、一緒に音楽フェスに行くことになった!!

 

その音楽フェスは、5月28日に横浜で開催される
Greenroom Festival!

そして、何と!優里が出るんですー!!!!!!キャー(≧∇≦) 優里の歌を生で聴けるなんて、めちゃくちゃ楽しみ過ぎるーっ!!

昨日、羊ちゃんに会った時にチケットを購入。新宿まで格安バスで行って、横浜に住む羊ちゃんの幼馴染の家に泊めてもらうことに決定!

すごく楽しみなんだけど、ワクワクよりも戸惑いの方が大きい自分がいる。だって、10年もの間、母親って枠の中で生きて来たから、本当に一人の自分での楽しみ方を忘れてしまってるって言うか、「私、大丈夫?」みたいな(笑) まず、自分だけのためにお金を使って横浜に行ってライブを観るって事とか、友達と2人で2泊もするとか、横浜って都会だし、オシャレしたいな、とか。なんかイロイロ刺激的過ぎてwww

 

本当に都会の遊びとか久しぶり過ぎてちょっと緊張するー(笑)でもあと二カ月あるし、少しずつ心の準備をしていこうと思います!皆さん、そんなダサダサな私を応援して下さい♡そして、もし、私も実はGreenroom行くよって方や、行ってみたいけど迷ってる方、ぜひ勇気を出して(笑)一緒に楽しみましょう~♬