学校と、ホームスクールと

初めての子育て。誰も教えてくれないけど大切なこと。人と比べず情報に翻弄されず。経験をシェアすることで誰かの役に立つといいな。

ケンカだってするさ!そんな時、私の役割は…

居候先の子供たち3兄妹と我が娘たち2人合わせて5人。2歳から8歳までの子供たちが5人集まったら、そりゃあ時々はケンカもするよね

でもただの兄弟げんかとは違って、いろんな組合せでもめたり、ケンカの原因も様々で見ていてとても興味深い。5歳(メイ)VS 4歳(次男くん)だったり7歳(キキ)VS 8歳(長女ちゃん)だったり、時にはあっちの兄妹VSこっちの姉妹だったり。。(;^ω^) もちろん、普通の兄妹げんかもそれぞれある。自分の家族以外でケンカする機会はそんなにないので、子ども達にはとてもいい経験だと、いつも私は思ってる。

 

そんな時、私が徹底してまわる役割は…見守り役です!!!!!どっちの肩にもつかず、仲裁にも入らず、ただただ、見守る!それだけ。もちろん、誰かが手を出しそうになったり泣いたりしたら、即仲裁に入るよ。でもそれまでは、横からいろいろ口を出したいのをひたすら我慢して、徹底的に見守ります!

その理由は、とっても簡単。子どもたちで解決策を見つけて欲しいから。みんなやりたい事が違ったらどうしたらいいか、おもちゃの取り合いになったらどうしたらいいか、間違えて物をぶつけちゃったらどうしたらいいか。子どもたちで解決策を探らせる。それは一見簡単そうにも見えるけど、実は結構根気がいる。(私が短気だからそう思うのかも!w)

 

今日のケンカはメイ&キキ VS 長女ちゃん&次男くんの戦いだった。きっかけはいつも小さなこと。私がトイレに行っている間にそのきっかけが起こった様だった。

トイレから戻ってくると長女ちゃんがメイに何か怒ってる。何事だ!?と思って話を伺っていると、どうやら次男くんとメイのおもちゃの取り合いに長女ちゃんが入った様子だった。次男くんにおもちゃを貸してあげて!みたいなことを言っているのを聞いて、今度はキキが、「どうしてメイのことばっかり怒るの!」とメイをかばう。すると長女ちゃんは今度はキキと言い合いに。。そのうち段々とみんな感情的になって来て、最後には

「もう2度と私たちの部屋に入って来るな!!」

みたいなことをお互いに言い合って終わった。売り言葉に買い言葉ってやつですね~。2歳の次女ちゃんは我関せずでおもちゃで遊び続ける。すると今度はその次女ちゃんを仲間に取込もうとメイと長女ちゃんが「次女ちゃ~ん、おいで~!一緒に遊ぼ~う♡」と競い合う。キキと次男くんは我関せず。もともとはメイと次男くんのケンカが、いつの間にかメイと長女ちゃんのケンカにすり替わっている。そのうち険悪なムードになり、一人お片付けを始めた長女ちゃん。

とりあえず距離を置こうって事で、私はメイとキキを連れて自室に退散。時間稼ぎにアナと雪の女王のDVDを観ることに。そこへ次女ちゃんも入ってきて一緒に見始めた。ちょうど3時になりおやつに大福を食べていると、そこへ長女ちゃん&次男くんがバタバタバタっと走って来て部屋のドアから顔を覗かせて言った。

「へへ~ん、いいでしょ~!お姉ちゃんにお菓子もらっちゃった~!」

と。それを聞いてキキとメイも負けじと

「いいも~んだ!私達だってママに大福もらったも~ん!」

と。そこで見守り役の私から一言、言わせて頂きました。

「お互い意地悪なこと言い合うのって、楽しい?」

「楽しくない!僕は好きじゃない!」

そう即答したのは次男くん。そしてこう続ける。

「メイ、音楽聞かせてあげるから一緒に遊ぼうー」

素直って可愛いですね。

 

そんな訳で、今回は私の出る幕はあまりなく終わりました。子どもたちで解決策を見つけた訳ではないけど、何とな~くそのうち仲直りするかな?って感じ。私が間に入って仲裁することももちろん出来るんだけど、ケンカってその子がいつも我慢してるところが出たりするから、そーゆぅため込んでたのを出すって作業も子供には必要かなと。これが本当は、「自分の気持ちを感情的にならないで相手に伝える」ことができたらもっといいんだけど。でも大人だって難しい事だから、できなくても仕方ないと思う。

でも口げんかや暴力の後味の悪さも、ケンカした後の気まずさも、仲直りの方法も、ケンカしてみないと分からない。だからそこからケンカから何かを学んでほしいと切実に願う母です。