学校と、ホームスクールと

初めての子育て。誰も教えてくれないけど大切なこと。人と比べず情報に翻弄されず。経験をシェアすることで誰かの役に立つといいな。

夢から読み解く、深層心理

先日、私めちゃくちゃ興味深い夢を見たの。でね、普通だったら、夢ってすぐに忘れちゃうでしょ?って私は忘れちゃうんだけどw でもその日は目が覚めて、すぐに誰かに話したかった。それで隣でゴロゴロしてたキキとメイに「聞いて!ママめっちゃ面白い夢見たの!」って話したから、忘れずにちゃんと細かく覚えてられたの。

そこで、今日は私のめちゃくちゃ面白夢を聞いてー!って話。本当に面白いから、最後まで読んでね♡

 

 

その家に入るには扉が何枚もあった。私は1つ1つ形や色の違うドアを1枚1枚開けていく。軽いドアや、鉄でできた重いドアもある。そして、10枚くらいの扉を開けた時、ようやくその部屋へ辿り着いた。家の中にはその一部屋があるだけだった。

その部屋にはたくさんの人がいて、皆それぞれグループに分かれて課題らしきものに取り掛かっていた。1つのグループの課題をのぞき込むと、彼女たちは紙とペンを片手に何やらタンスの様な物の設計図を描いていた。

そしてふと、「あれ、私のグループの人たちはどこへ行ったの?」とあたりを見回す。部屋の隅っこに若い男の子が3人、タバコを吸ってサボっているのを見つけて、そのうちの1人がメンバーだと思った。「こんなとこで何してんの?早くやろう!」とその子に話しかけた。なかなかカッコいいのその男の子が、「別にいいじゃん、一緒にサボろうよ。」と私の腕をグイっと引っ張った。私はその手を思い切り払いのけた。バカバカしくなって、「もうこんな部屋出てやる!」と思い、さっき通って来た扉の方へ戻った。

 

内側からまた1枚1枚扉を開けて外へ向かう。3枚ほど扉を開けたところで、次の扉は様子がおかしかった。そこに扉はなく、足元を見ると右下の隅っこに高さ20㎝くらいの正方形の扉があるだけだった。こんな小さな扉、私に通れるわけがないと思って、仕方なくまた部屋へ戻った。「私はこの部屋から出られないんだ…」そう思うと、恐怖に似た焦燥感に襲われた。そして、「なんとしてでもこの部屋から出ないと」思った。

部屋の中を彷徨い歩き、何とかその部屋から出られる方法を探した。でもどこにも出口が見当たらない。その時、壁際の長机に座っている女性に目がとまった。彼女の向かいに座って「あなたは、この部屋から出る方法を知ってる?」と聞いてみた。すると彼女は、「知っているけど、それは教えられない。」と言った。「どうして教えられないの?」と質問を重ねる。「私が教えてしまうと、みんなついて来てしまうから。」と言う。「お願い、私は誰にも教えないから。教えて。」とお願いすると、「じゃあ、教えてあげるけど、絶対に私の事を信じてね」と言う。「分かった。じゃあ、私の事も絶対に信じてね。」と返す。「あなたの名前は?」と聞くと、「私は…ミホ…」と彼女が言った瞬間、周りの景色が変わった。

 

気付くと私は薄暗い廃墟が並ぶ街にいた。ボロボロの服を着てゾンビの様に歩く人たちが、私を追いかけて来た。来る人来る人みんなが、刀を持って追いかけてくる。私は逃げた。必死で、逃げ続けた。そして気付けば、10年もの間、逃げ続けていた。

そんな時、向かいからボロボロの服を来た刀を持たない男性が、頭をもたげて歩いてきた。私は彼を知っているような気がして、とっさに彼に駆け寄り「私のことを知ってるでしょ?」と聞いた。彼は私の質問には答えず、背後に持っていた刀を振り下ろし私をズバッと切った。切られた私は地面へ崩れる。その時、1人の女性が私のもとへ歩いて来て、私に手を差し伸べた。その瞬間「私は、あなたを知ってる…。」と私は言った。すると彼女は「知っていることを話して。」と言った。でも何も思い出せなかった。「何でもいいから知っていることを話して。」と更に彼女は言った。もう時間がない、早く言わないと。そして私は声を絞り出すように「あなたの名前…名前は…ミホ…?」

 

そう言った瞬間、私の周りの景色がまたガラっと変わった。私はどこ?私は誰?気が付くと、私はイギリス人の男友達リロになっていた。彼にはおてんば娘が2人いて、彼女たちに手を焼いていることを私はよく知っていたから、「何でよりによってリロなんだろう。せっかくなら、もっとすごい美女とか、すごい才能がある人になりたかった」と思った。そしていろいろ考えてるうちに、やっぱり私は、私がいい!と思ったんだ。

そう思った時に、私はまたさっきの部屋に戻っていた。

 

今度はリーダーがマリ君らしき人物のグループに加わっていた。そしてマリ君らしき人物がこの部屋から脱出するために、私と他のメンバー達の6人ほどを連れて扉の方へ向かった。そしてまた、みんなで1枚1枚扉を開けていく。そして多分、さっきの小さな正方形の扉があった辺りで、私たちは立ち止った。するとマリ君らしき人物が、大きな鍋にいっぱいのラーメンをドン、と私たちの目の前に置いて、「この部屋から出るためにはこのラーメンをみんなで食べきらなきゃいけない」と言った。私たちメンバーはそれぞれラーメンを取り分けて何とか完食した。

ラーメンを全部食べられた私たちは、先へ進むことができた。扉をどんどん開いていく。あともう少し、あともう少しで外に出られる。そしてその扉を開けるとそこは明るい光の中…

 

と思った瞬間、目が覚めた。

 

で、その時は気付かなかったけど、この話をしてるうちに、「あ、最後は私に戻って来れたってことなんだ。」と妙に納得した。

この夢を私の人生に置き換えてみると、実に興味深い深層心理が見えてくる気がするんだ。出口や答えのない葛藤、誘惑にあったり、自分を見失ったり、人を羨んだり。出口は意外な形で現れ、出口のない部屋から出られた時に、ようやく自分に戻ることができる。

しかも、この夢の中で私を導いてくれたリーダーが、マリ君らしき人物だったって事。夢の中では限りなくマリ君に似た誰かだったんだけどね。リアルだわ~。

 

ってな訳で、なんか、いろいろ面白すぎて、皆にシェアしたくなった話でした!