学校と、ホームスクールと

初めての子育て。誰も教えてくれないけど大切なこと。人と比べず情報に翻弄されず。経験をシェアすることで誰かの役に立つといいな。

不登校とホームエデュケーション

夏休みが明けてから、キキは学校へ行くのをやめた。行かなくなってもうすぐ半年か。でもキキはやっぱり、’不登校’という言葉が当てはまらない生活をしている。不登校との大きな違いは「学校へ戻ることを目標としている」かどうかだと思う。学校へ戻ることを目標にしている場合は、やっぱり学校の宿題や勉強を気にしなくちゃいけないし、私たちの念頭にはいつも「学校」という存在がある。でもそれを目標としていない場合は「学校」という存在は一気に重要ではなくなる。そうなると、本当に長い夏休みが続いている感じだ。毎日好きな事をして、思い立ったらキャンプに行ったりもできる。縛られていた物から解放される。でも逆を言えば、全ては自分たちの責任であり、学校に責任を押し付けたりすることは出来ない。全ては自分たち次第って訳だ。

 

人と違うことをすることは、川の流れに逆らって泳ぐのと似ている。苦しくて孤独を感じる時がある。時々すごく不安になる時もある。そんな時、周りに理解者がいることで本当に救われる。学校に行かなくても遊んでくれる友達や差別せずに付き合ってくれる家族、同じような境遇の家族の存在は私の心の支えであり本当にいつも助けられる。

 

話が逸れたけどそんな訳で、ホームエデュケーションが始まった。キキが学校に行かないとなれば、必然とメイも行きたがらなくなった。ホームエデュケーションと言っても大したことはしてないんだけど!笑 よく友達に「家ではどんなことしてるの?」「どんな教材を使ってるの?」と聞かれたりするけど、特に教材は使ってない。最初は学校からもらってきた宿題やプリントを無理にやらせていたけど、今はもうやってない。5歳や6歳の子どもの勉強は、家の手伝いや遊びからでも十分に学ぶことができると思ってる。その先は、まだ考えてない。でも楽しければいいかな!なんて楽観的過ぎるかもしれないけど、今はこれでいいのだ!