日本では週2日で学校に通っていた、半ホームスクールの我が子たち。2022年9月から、フランスの学校へ通い始め、いよいよ学年末となった。今週で学校が終わり、2ヶ月の夏休みへ突入する。
フランスで「暮らす」のは、私も娘たちも、今回が初めて。だからもちろん、フランスの学校も初めて。フランスへ来る前は、「例え学校に行きたがらなくても、冬休みまでは何とか励まして、頑張ってもらおう」と、マリ君と相談して決めていた。
そんな私たちの心配をよそに、娘たちは最初こそ泣いてしまったり、嫌がったりすることもあったけれど、友達にも恵まれて、毎日楽しく通う事ができた。そして気が付けば、目標としていた冬休みもとうに過ぎ、10ヶ月間の学校生活も、もうすぐ終わろうとしている。
本当に頑張ったなー!と思うし、いっぱい成長したし、最後までやり抜いた娘たちを、とても誇らしく思う。
この先、娘たちの道がどこへ続いているのか、正直、分からない。でも、どこへ行っても楽しく逞しく生きて欲しいと思う。
本当に大切なことは、実はとても少ない。それなのに、その少ない大切な事さえも、人はいとも容易く見失ってしまう。
娘たちは、その大切な事を、私なんかよりずっと良く分かっているだろう。
今に生きる子ども達。
今を全力で駆け抜けるその姿は、いつだって輝いている。
この先、キキとメイにも、取捨選択する時が来るだろう。2人がどんな選択をしても、いつでも応援してあげられる、そんな存在でいたい。「ママとパパは、いつだって自分たちの味方」そんな風に思っていてもらいたい。
どこまでも続く青空に初夏の爽やかさを感じながら、そんな事を思った日でした。