雪国にある我が家の暖房は、蓄熱式薪ストーブの「メイスンリーヒーター」のみで賄っている。外はマイナス20℃になる日もあって、1月・2月は氷点下の日が続く地域。ここに住む前はここから30分ほど離れた雪の量がおおよそ半分の村で暮らしていた。築30年以上経つ平屋の古いアパート。その時の暖房は灯油ストーブ2台。3カ月で約300リットルを消費していた。
灯油は限られた資源でもあるし、あの独特な臭いが苦手だった。地球温暖化に更に拍車をかける石油系ストーブはもうやめたかった。
新居に引越した2017年12月。薪は知人などから譲ってもらいほぼタダで用意できる。2年使ってみた感想を今日はQ&A形式でご報告!
Q.メイスンリーヒーターだけで40坪の家が本当に暖まるの!?
A.暖まります!
でも、薪の焚き方やタイミングがあって、きちんとした使い方をすれば家の中は
ほぼ24時間暖かいです。
Q.薪を焚く量とタイミングは?
A.薪は1日2回焚きます。朝の7時~8時と夕方の15時~16時くらいかな。
薪の量は1回6本~9本。その時の寒さによって調整。
Q.1日2回だけで焚いてない時も暖まるの?
A.暖まるんですね~。1階は薪を焚いてる時がやっぱり1番暖かい(と言うよりは
暑い。。)けど、夕方に焚いても翌朝は大体18度くらい。普通の薪ストーブは
火が消えると一気に寒くなるけど、メイスンリーヒーターはほぼ24時間暖かい
のがメリット。朝はもちろん、出掛けて帰ってきても家の中が暖かいのは本当に
嬉しいです~♡
Q.薪の量が普通の薪ストーブより少なくていいって本当?
A.これは、「Yes」であり「No」でもあるかな。
確かに、普通の薪ストーブよりは少ない薪の量で多くの熱を作り出すことができる
から燃費がいいのは間違いない!ただ、24時間暖かいって言うのがメリットでも
あり、デメリットともなる点。24時間暖かいってことは、家に居ない間の分も
暖めてることでもあり、その分薪を多く使ってるってことだよね。
家に居る時間が長い人はいいけど、ほぼ家に居ない人はちょっともったいないか
も!?
Q.メイスンリーヒーターのメリットは?
A.-1日2回焚くだけでほぼ24時間暖かい
-薪を高温で一気に焚くため、二酸化炭素の排出量が少ない
Q.メイスンリーヒーターのデメリットは?
A.-旅行などで家を長時間空けると、暖まるまでに時間がかかる。
-薪の焚き始めから最低でも1時間は家に居ないといけない。(なぜなら、焚き始め
から1時間後に空気取り入れ口を閉めないと、レンガに熱が十分に蓄熱されない)
これは結構なデメリット!つまり、急いでいる時など融通が利かず、早く空気取入
れ口を閉めてしまうと煙が真黒になりガラスが黒くなったり、暖まりにくくなる。
Q.メイスンリーヒーターにして良かった?
A.絶対に良かったー!!!!!デメリットはあるけど、時間に追われる生活をあまり
してない我が家にはそこまでのデメリットにはならないかな。1日2回って言うの
はやっぱり楽だし、24時間暖かいのも、確かに無駄な時間があるのは否めないけ
ど朝起きた時や外出から帰って来た時に暖かいのは快適♡
と言うわけで、メイスンリーヒーターは胸をはってオススメします!ただ、家の気密も関係してくるので、古い家だと勝手が違ってくるかもしれない。今の家は気密の高い家が多いので新築の方が心配は少ないかな~?高断熱材+ペアガラス・樹脂サッシ+メイスンリーヒーターで冬の寒さとはさようならが出来るかも!?興味がある方はぜひ検討してみて下さいませ~(*´ω`*)