フランスに来る前から、「ピアスを開けたい!」と切望していたキキとメイ。私は自分もピアスの穴が開いているし(過去にはいっぱい空いてたしw)、反対する理由も無かったので、フランスに行ったら開けてもいいかも~と秘かに思ってた。
どうしてフランスに来てから開けようと思ったか
と言えば、いくつか理由がある。
・ホームスクール友達の子がピアスを開けて小学校へ行ったら、先生に注意された。
(そして泣きながら帰って来たらしく、先生と親とで一悶着あった)
・日本でキキとメイは週2で学校へ通っていた。
・私が穴を開けるのは少し不安だった。
・自分が高校生の頃、休み時間に友達に開けてもらったら、めちゃくちゃ痛くて化膿してしまった。→その後、金属アレルギーになってしまいめちゃ後悔。。
やっぱり専門の人に開けてもらうのが一番安心だよねっ!!って訳で、子どもでもピアスをしている割合が確実に多いフランスなら、対応してもらえるお店も多いかな~と思ったからなのです。
ちなみに、フランスの学校のキキとメイのクラスにいる女の子の半数以上は、既にピアスを開けていて、学校にも可愛いピアスをして来ているそう。もちろん、ネックレスやブレスレットなんかもOKで、日本の学校とは全然違うな~と感じたよ。
そんな訳で、フランスに来てからいろいろ調べたんだけど、やっぱり田舎だとなかなかそういったお店がなくてね、車で1時間のタトゥーショップでやってもらえることになったんだ!
ピアスの穴を開けてもらう時は予約が必要だったよ。片耳20€だったかな?だから二人の両耳でなんと、1万ちょっと!!少しお高いと思ったけど、一生ものだし、後悔がないに越したことはないので、迷わずお願いすることに決定。
当日は、キキとメイ、めちゃくちゃ緊張していた様子。到着してどっちが先にやるかとなった時、すかさずメイが立候補。
顔色一つ変えずに、すぐに終了したメイ、すごい!タトゥーがあちこちに入ったドレッドのおばちゃん(お姉さん?)にも、「すごいねー!肝が据わってる」と感心される!
私はてっきり、ホッチキスみたいなので「バチン!」と開けるもんだとばっかり思ってたんだけど、なんだかなが~い針みたいな注射器みたいなので穴を開けて、そこにピアスを入れる感じだった。
その様子を見ていたキキ、顔面蒼白…。ピアスを開けると決心するまでも、「やっぱり怖いからやめる!」と何度か言っていたので、ここに来てまた恐怖心が勝ち始める。
キキの番になるも、シクシクと泣き出してしまった。ドレッドのおばちゃんに「大丈夫だよー、リラックスして。落ち着いたら始めよう。」と励まされる。でも、なかなか泣き止めないキキ。恐らく、子どもの場合はキキの様な反応をする子の方が多いんじゃないかな?
もしやこのまま、「今回は、やっぱり穴は開けません」となるのか…?と心をよぎる。私に成す術はなく、キキが自分で落ち着くのを待つしかない。
そして、いよいよ、キキが心を決めた。
穴を開けた瞬間、キキの顔が歪んだのが見えた。そしてまた、涙が溢れる。それでも、穴は2つ開けないとだからね、、そのまま2つ目強行!!
終わってから、「痛かった…」と涙目になりながらも、鏡でピアスを確認するとすぐさま笑顔になった。
2人ともご満悦の様子♡ 取り合えず一安心~。あとは膿まない様に気を付けるだけ。一日二回、朝と晩に生理食塩水をつけて、ピアスをくるくる回し皮膚とくっつかない様にする。
そうして、ピアスを開けて早2カ月。炎症を起こしたり化膿することもなく経過したよ。そろそろ、他の可愛いピアスに交換しても大丈夫かな~、と。
今年のクリスマスプレゼントは「ピアスが欲しい!」とずっと言っていたので、早速ピアスを買いに行って来たよー!初めてのピアスなので、無くしたりしない様に、キャッチがついているものをチョイス。キキとメイでお揃いにしたよ♡
気に入ってくれるといいなー♬