学校と、ホームスクールと

初めての子育て。誰も教えてくれないけど大切なこと。人と比べず情報に翻弄されず。経験をシェアすることで誰かの役に立つといいな。

自己否定、毒親、共依存

今日は重い話なので、ごめんなさい、読みたくない人は読まないで下さいね。

 

今までブログで一度もこの話題には触れて来なかったけど、実は私には3つ上の姉がいる。

 

元々、繊細で、キレやすい性格。思春期の頃の姉は親に対する反抗がひどく、とても怖かったのを覚えている。それでも、成人してからは、普通に一緒にディズニーランドや海に行ったり、スキーやライブにも行ったりしてた。

今思えば、仲良かったなー。

 

それが、私が実家を出て結婚して、子どもが産まれてからは、物理的な距離もあるし疎遠になった。私はマリ君の価値観に大きく影響され、日本人の価値観から少しずつズレていった。特に、子どもが産まれてからは、子育ての価値観が違いすぎて、私はマリ君と両親の板挟みになった時期もあった。

 

姉は未婚で今でも実家に住んでいるので、里帰りする度に会うことになる。

彼女は、未婚であり、定職につけず、人付き合いが下手で、実家暮らしの自分に、かなりの劣等感を抱いている。そして、私と比べて「あんたには私の気持ちなんて分かんない。私は出来損ないだから。」と言う。

 

昨日、突然「ディスレクシアって知ってる?」とLINEが来た。「学習障害の事でしょ?」と返すと、そこから、自分はディスレクシアで発達障害で、社会不適合者なんだと言う、長いメッセージが送られて来た。

 

時々、発作の様に鬱鬱とした内容のLINEが来る。その内容はいつも同じで、仕事への不満と親への不満。それから、絵で食べていきたいのに、誰も認めてくれないと嘆く。

 

子どもを育てる事の大変さを知ってる私からしたら、親に世話になってるんだから、姉が我慢するべきだと思うし、それが嫌なら、家を出るべき。

第一、両親は毒親でもなんでもない。確かに、少し過保護だったなと思うところはあるけど、それ以上に、いつだって私たちを一番に考えてくれた。旅行だっていっぱい連れて行ってくれたし、ディズニーランドだって毎年行ってた。美味しいご飯もいっぱい食べさせてくれたし、基本、好きな事は何でもやらせたくれた。

 

成人してからも、身の回りの事を親にしてもらってるのに、それに感謝もせず、「私がこうなったのは、毒親のせいだ。」「家族が嫌い」と文句ばかり。「それなら家を出れば良い」と言っても「お金がない」「共依存だから無理」と。「私には絵しかない」と。

 

自分の夢を追えるだけ幸せだと思うのに、その恵まれた環境には目も暮れず、お金がないのも、仕事が続かないのも、人脈がないのも、自分がこうなったのは、全部、人のせい。

 

私は正直、親が不憫でならない。

もう75才で、とっくに第二の人生を謳歌してもいいはずなのに、未だに子育て。そしてその大きな子どもは、家で威張り散らし、自分たちの家なのに、肩身が狭い。

 

家族が嫌いなら、毒親だと思うなら、何がなんでも家を出たら良いのに。お互いのために。

夢を追えなくても、自立の方がよっぽど大事。誰だって、嫌なほどやりたい事を我慢しなきゃいけない時がある。

 

定職につけなくても、取り敢えず自立して欲しい。親からお金を借りたって良いじゃん。返せば良いんだから。

安いところ探して、節約して暮らしたら良いじゃん。

 

そう言っても、彼女にとって、毒親と共依存しながらでも、夢を追う方が大事なんだって。

それなら、我慢するしかないじゃん。人に世話になってる限り、自分が我慢するのは当たり前だし、むしろ、そんなあなたを受け入れてくれる親に感謝するべきだと思うのに。

 

でも、私の気持ちは、姉には届かない。私の助言には耳を貸さない。

助けてあげたくても、彼女が変わろうとしない限り、何も変わらない。

 

誰か教えて欲しい。どうしたらいいか。