あと一歩で着工というところまでようやく漕ぎつけたと思っていたのに、ここにきて土地の規制を巡る問題が勃発。
私たちが購入した土地は別荘地として売られており、M管理事務所という会社が管理している。そしてM管理事務所は別荘地の景観を損なわないよう、厳しい自主規制を多々設けている。例えば、村内で通常の建ぺい率は60%、容積率200%に対して、M管理実所が定めている自主規制は建ぺい率20%、容積率40%と半分以下。道路後退5m、隣地後退3m、高さ制限8mと非常に厳しい。もちろん、私たちはこれらの条件に同意した上で土地の購入に至った。
ただ1つ!!そんな中で一つだけ例外があった。私たちの家は3辺を道路に囲まれた角地。それぞれの道路から5m後退すると敷地の真ん中に家を建てる事になる。購入する前にその事について担当者はこう言っていた。
「こちらの土地は3辺を道路で囲まれているので、道路後退は3mでもいいですよ」と。
私たちは「え!?そうなの?それなら買います!」となったわけ。
それがここに来て、「道路から5m後退してもらわないと困ります」と言い始めた。
そして今朝、M管理事務所の担当者へその事について問い合わせてみた結果、
担当者「確かに3m後退でいいと言ったのは覚えています。でもそれは場合によってはという意味であって、この設計だと明らかに道路に雪が落ちるから、5m後退してもらわないといけない。多くの方たちはもっと早い段階で相談してもらえるんだけど…。もっと早く相談してもらえたら良かったのに。」
と。え、そんな場合によってはって話聞いてないんですけど。最初からそう言ってもらえてたら設計の段階で相談しにいったに決まってるじゃん!口約束って怖いね。だって後からは何とだって言えるんだから。
今更だけど、あ~、あの時に書面に起こして約束してもらえば良かった、と思う。昔の話をあー言ったこー言ったと言っても拉致が明かないし、決定的な証拠は何一つない。でもまさか、信頼していた担当者がそんなあっさり手の平を返すとは思いもしなかった。人をすぐに信用するのはいけないね。ましてや大事な話は、やっぱり口約束ではなく書面で残して置かなきゃいけない。
どっちにしても、M管理事務所の許可がなければ家を建てる事はできない訳で、彼らを説得するか私が折れるかの2者択一。
ざわさんに経緯を電話で報告すると、
「ホント、ズルいっすね~。俺はこのまま引き下がるのは嫌です。3m後退でいいって言われて買ったのに、今更いろいろ条件言われてもそんなん納得いかない。もう少しごねる価値はあると思います。また機会を見てM管理事務所と話しつけてきます。」
と言ってくれた。
「うぅ~、ざわさん!涙 頼りにしてます。ありがとうございます。。。。。」
私に代わって気持ちを代弁してくれたざわさんに感謝。自ら悪役を買って出てくれて、本当に男気溢れる頼りになるお方です。後はもうざわさんに任せよう。