学校と、ホームスクールと

初めての子育て。誰も教えてくれないけど大切なこと。人と比べず情報に翻弄されず。経験をシェアすることで誰かの役に立つといいな。

3歳と5歳の娘たちが2週間で泳げるようになった!!

フランスへ来てもう間もなく2カ月。帰国はいよいよ3日後となりました。夏のフランスを満喫しきったと言っても過言ではないくらい、ほぼ毎日外で遊び、川で遊び、真っ黒に日焼けした私たち。

フランスへ来てからまず向かったコルシカ島での2週間。思えば、娘たち2人は浮き輪をしっかりと身に着け、マリ君にしがみついていた初日。少しでも離れれば大騒ぎだった。コルシカ島に2週間滞在した結果、浮き輪があれば私たちから離れて水に浮かんで遊べるようになった。とは言っても泳ぐなんてとんでもない、浮き輪を外して水に入ることすら難しい状態だった。メイと同じくらいの女の子が浮き輪なしで海で少しだけど泳いでるのを見て、「すご過ぎる!うちの子たちには無理だな~」なんて思ったのを覚えてる。

 

そんな娘たちに変化が訪れたのは、従弟たちとの川遊び。7月中旬から2週間、山の中にある祖父母の別荘に3家族が集まった。毎日、午前・午後と山道を駆け下りて川へ向かった。従弟は男の子ばかりの4人。7歳・6歳・4歳・3歳。まさにキキとメイと同年代の子供たち。うち2人はアフリカのブルキナファソに住んでいるため、庭に大きなプールがありほぼ毎日泳いでるから、泳ぎはお手の物。腕につける浮き輪のアームリングをつけて泳ぐのは3歳の子のみ。

子供たちは高い岩から川へ飛び込んだり、川の流れの速いところで流れに乗って泳いだり。そんな彼らを見て刺激されたメイも、岩から飛び込んだりするようになった。面白くて何度も何度も飛び込んだり、丸い浮き輪ではなく泳ぎやすいアームリングに変えて足をバタバタするようになった。怖がりのキキは岩から飛び込むことは出来ないけど、アームリングで足をバタバタして泳ごうとし始めた。

毎日毎日川で遊んでるうちに、1つ・2つ出来ることが増えて、娘たちの水への恐怖心はどんどん薄れていくのが目に見て分かった。

従弟たちが帰る最後の2日は、川の上流からサーフボードを各自が持って皆で川下りをした。最初は怖がってた2人も、2日目は「もっとやりたい!」と言っていた。そして従弟たちが帰った後日、マリ君が「アームリングをつけてたらいつまでも泳げるようにならないから、ちょっとはずして泳がせてみようよ」と言い出した。大丈夫かな!?と少し不安に思ったけど、怖いもの知らずのメイは喜んではずして水に入った。そしてあっという間に泳げるようになった!泳げると言っても、息継ぎしてクロールとか平泳ぎが出来る訳ではないけど、しっかり頭を水につけて手と足で水を掻いて私の方へ泳いで来る。川の流れが速い所で、流れに身を任せて離れた場所で待ってるマリ君の所まで泳いで行けるようになった。それを見ていたキキも、「私もやってみる!」となりアームリングを外して泳ぎ始めた。

 

ほんの数メートルだけど、ちゃんと私のところに向かって泳いでこれるようになった娘たち。そんな2人を見て、子供の可能性は無限だな~と改めて思った。子供が怖がるのは、親が「子供が危険な目にあったらどうしよう」と怖がっているからなのかも。私たちが何でも子供に挑戦させてあげて、その可能性を引き出してあげられたら、どんな事でも出来るようになるんじゃないかと思った。

 

 

パーマカルチャーを学び始めて感じること

2018年3月からパーマカルチャーを本格的に勉強し始めて早3ヵ月。月に一度の講義+農業実習+宿題が通常の流れ。

3ヵ月経ってみて、私の中でのパーマカルチャーの定義が少し変わった。
それは例えば、

ーパーマカルチャーはライフスタイルではなく、自分自身を、又は自分が生活の中で行っている物事を、パーマカルチャーの知識を駆使して他の人や物事とどう繋げられるか考える事にある。

のではないかと今は思う。もっと噛み砕いて行ってみると、

ー自と他を、または他と他の良い関係性を見つけるところにある

のではないか。

 

関係性を見つけて繋げる。良い関係性を見つけられれば、良いサイクルが出来上がる。まずは1番身近な自分の生活の中に良いサイクルを作り、そのサイクルを他の何かと繋げる。そんなイメージかな。

言葉で表すのって難しい~。これじゃあパーマカルチャーを知らない人にはちょっと理解しにくいかな…。でも今は、まだパーマカルチャーの核心が私の中に完全には落とし込めていないから上手く説明できないのかもしれない。

 

それから、パーマカルチャーを学び始めて、講義を受ける度に感じる事。それは、

ー内側の自分と真に向き合うこと

が大切なんじゃないかと。前回の講義で先生が何回も言ってた。

「物事を、ありのまま感じること」

がとても大切だと。これはシンプルだけど、意識しないととても難しい。なんせ私たちは、物事を「良い」「悪い」で判断する癖がついてしまってるから。

物事をありのままに感じることは、自分の気持ちを素直に表現するところにも繋がっていくんじゃないかと思う。ところが自分の気持ちをありのまま相手に伝える事って、実は案外難しい。正しい言葉を選んで、丁寧に言葉にする必要がある。相手がどう反応するか、これを言ったらこうなるんじゃないか、そんな事を考えれば考えるほど、自分の気持ちを素直に表現することは難しくなっていく。これは特に日本の文化に強くみられる傾向なのかもしれない。

 

「空気を読む」とか「暗黙の了解」といった言葉は特にそうなんじゃないか。でも実際には空気を読むことなんて不可能だし、相手がどう思ってるのかを頑張って想像したって、それが100%当たっている、なんてことはあり得ない。それよりも率直に質問した方が無駄に思いを馳せる必要もなく、思い違いも避けられるはずなのに。

そんな日本の傾向が、私たちを「自分がどう思うかよりも、まず相手がどう思うかを先に考える」ように癖付けてしまったのかもしれない。

 

それでも、私たちはちゃんと自分の心の声に耳を傾けられる力をまだ失っていない。きちんと自分と向き合えば、必ず心の声が聞こえてくる。でもそれには、少しの手助けと少しの努力が必要かもしれない。まずは「思い込み」や「先入観を」取り払うこと。言い換えてみれば、「雑念」を取り払うこととも言えるかもしれない。もしかしたら瞑想とも似ているのかもしれない。

雑念を取り払い、ニュートラルな状態で物事を観察する

パーマカルチャーでの教えでもあるけど、人生の教えともなるはず。これが出来れば、私たちの人生は一変するかもしれない。苦しい境遇から抜け出したり、解決の糸口が見つかるかもしれない。

 

そんな事を思った前回の講義だった。

お待たせしました!ウェブ内覧会♡

12月に引越してから半年経ってしまい、かなり生活感溢れる写真ばかりでお見苦しいとは思いますが、容赦下さいませm(_ _)m

 

【1階】

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リビング・ダイニング

☆ポイント☆

ーリビング・キッチン・ダイニングが一体化となった大きなスペース
ー左写真の右奥にピアノ置き場を設け、その右側が和室
ーピアノの隣の棚は大工さん手作り
ーダイニングの掃出し窓は200x220の大きな窓
ー床・腰壁は無垢のパイン材
ー天井・壁は全て珪藻土(私が頑張って塗ったやつ!)
ー1階の天井は大きな梁を見せる仕上げに

 

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左:キッチン 右:和室

☆ポイント☆

ーキッチンの作業台は大工さんの手作り(バーカウンターっぽく高め)
ーキッチン右側から続く5畳ほどのサンルームあり(写真撮り忘れた!)
ーちなみにキッチンは名古屋のお店からアウトレット商品を購入し半値!
ー手作りのパイン材で出来たドア3枚を閉めると個室になる和室
ー和室は高く作られており、下に大きな引き出し式の収納あり
ー和室の北側(正面)の窓は道路に面している+夏開けっ放しに出来るように高い位 
 置に設置 

 

f:id:freemyself:20180608202840j:plain ←1階のど真中に位置するメイスンリーヒーター

 

☆ポイント☆

ーどの部屋もまんべんなく温まるように家のど真中に設置
ー薪ストーブ兼ピザオーブン!

 

【2階】

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左:子供部屋 右:主寝室

☆ポイント☆

ー子供部屋はこの部屋の2倍あり、将来真中で分けられるように
ー室内建具(ドア・クローゼット折戸)は全てパイン材
ー子供部屋の窓は引き違いと縦滑り出しでアクセントに
ー子供部屋らしく南北2面の壁をピンク系の色にした
ー主寝室の窓は大きく
ーベランダが無いため、南東に向く窓の外側には洗濯と布団干しのバーを設置

 

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左:ホール 右:お風呂

☆ポイント☆

ー3畳ほどあるホールはちょっとしたコミュニティスペースに
ーホールにある南に向かった大きな窓から見える外の景色
ー2階の北東にあるお風呂場(お風呂場は敢えて2階に!)

 


我が家は、西以外が全て道路に面している。東側は大道路、南側は道を挟んだ向こう側が川。人・車の流れや太陽の位置、風向きなどなど考慮した上で、こんな設計になりました~。

こうして良かった!と思う点と、ここは思ったよりこうだった!と思う点がそれぞれあり、「家は3回建てないとなんちゃら…」という俗説に妙に納得。

それでも、初めてにしては大・大・大満足!!!!!な家の完成となりましたとさ♡♡

街中で繰り広げられるバイオリン祭り♪

 

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毎年6月の初めの週末に行われるバイオリン祭り。フランスのじじとばばに誘われるまま行ってみることに。

街には石造りの家が所狭しと並び、大小様々な広場が街のあちこちに点在している。街は丘の中に作られており、坂をてっぺんまで登るとそこにはお城があるとか。私たちはチビ達を連れてたため、途中まで登り断念した。それでも、途中から見る景色は素敵なものだった。1番大きい広場の真ん中には噴水があり、広場を囲むようにレストランやカフェが軒を連ねている。広場の真ん中に立ってみると、中世のヨーロッパにタイムスリップした様な気分になる!本当に素敵な小さな街。

街をぐるっと一回りして大広場へ帰った来た所で、バイオリン奏者たちが広場に集まってきた。さぁ、祭りの始まりだ!!

 

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チャーリー・チャップリンの様な子をかぶった白い髭のおじいちゃんを先頭に、金髪のかつらを被った(中世を表現するためなのかな?)バイオリン奏者たちがその後に続いて行進する。

コンサートは大広場だけではとどまらず、細い道を通り抜け次の広場へ行進していく。その後に続いて街を練り歩く観衆に私たちも混ざる。自分のバイオリンを持参して来てる人も数多く、一緒に弾き始める。

小さな広場を通る度に、奏者たちは立ち止まり、そこで新たなコンサートが始まる。ある広場では、広場に面した家の大きな窓が開けられており、一人の男性がラテン語で歌い始めた。それが終わると今度は後ろから美しい女性の声が聞こえ、振り向くと石垣に座った赤いドレスの女性が歌いだす。彼女は観衆を引き込み、彼女の歌に続いて観衆全体が歌い始める。

 

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次の広場ではフルートとアコーディオン。軽快なリズムに合わせて踊りだす人々。キキとメイも踊りたそうに体をうずうずさせていた。こんな感じでいくつかの広場を通り過ぎ、最後に大広場へ帰ってきた。

 

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さっきのおじちゃんが真ん中に立ち指揮を執る。奏者を囲んで再び踊りだした人々。年配の夫婦が手を取り合いリズムよくくるくる回る。若いカップルが軽快にリズムを刻む。大衆が輪を作り音楽に合わせて踊る。

こうしてバイオリン祭りは幕を閉じた。

 

とってもとっても素敵なお祭りでした♡♡

 

火曜日はマルシェの日♡

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マルシェ@St jean du Gard

サン・ジョン・ドュ・ガーに到着して初めてのマルシェ!夏のマルシェは店数も多いし、各地から来るお客さんで大賑わい!!野菜・果物などの青果品、ソーセージ・チーズ・ジャムやパンなどの加工品や、手作り石鹸、手作り陶器、洋服、古着などなどなんでも揃うのがフランスの素敵なマルシェ◎日本で言う商店街みたいなもの。週に1回行われるこのマルシェは地元住民には欠かせない生活の一部。

今日の私のお目当ては、古着とエッセンシャルオイル。思ってた以上に肌寒い南フランス。チビ達の長袖、長ズボンを一枚ずつしか持ってきてなかったので、急遽購入することに。でも今の時期に売ってるのはほとんど夏物。その中からようやく見つけた長袖x2枚、半ズボンx1枚で3€購入(約480円)した。

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ストリートミュージシャン

続いてはエッセンシャルオイル。去年古希を迎えたじじ・ばばは体のあちこちにガタが来てる。腰が痛い、膝が痛い…。それでもじじはまだ週3回は仕事に通い(半分趣味で)、ばばも最近は友達とジム通いを始めた。じじ・ばばが大好きなレレとニニのためにも、2人には元気で長生きしてもらいたいものだ。
いつも腰痛に悩まされてる2人へのお土産として、私が選んだのは数種類のエッセンシャルオイルと植物油を混ぜたブレンドオイル。(塗り薬とでも言うべきか)これはフランスのじじとばばも効果を保証するお墨付きのもの!30ml入って7€だったかな?(約910円)
そこで、ふと思い出した私の従妹の双葉ちゃんが患う頑固な便秘。彼女は小学校の時から便秘に悩まされ、30代後半となった今は便秘薬を飲まないと排便出来ない状態に。テレビやネットで「便秘はこれで治る!」みたいな情報を見ればすぐさま試すも、一度も効いたことがないほどの頑固な便秘。一度、病院で診てもらった時に先生に、「腸がほとんど動いていませんね。」と言われたらしい。
40を目前に体の事がだんだん気になり始めた双葉ちゃんは、いつか大腸がんになるんじゃないかと心配してる。そんな彼女の頑固な便秘を治す画期的なオイルはないか聞いてみることに。するとおじさんは、「便秘用
のブレンドオイルがあるにはあるけど、これは生活習慣を変える事も同時進行で行わないと効果が発揮されない。」と。おじさん曰く大事なことは、
ー十分な水分をとること(コーヒーやお茶などのカフェイン飲料を除く)
ーパンなどのグルテンを多く含む小麦製品を多く摂りすぎないこと
が肝心らしい。
上記2つの条件の元、このブレンドオイル1滴を1日3回、蜂蜜などに混ぜて服用する。を3週間続けたら、1週間服用を休む期間を置く。
アロマを専門にしている方は必ず心得ている大切なこと。それは、どんな精油でも長期間で使用することは体(特に腎臓に)大きな負担をかける。なのでこの1週間の休む期間はとても大切。1瓶に約66滴入ってるらしく、用法を守って服用すれば3か月は持ちそう。

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そんなこんなで、腰痛用のブレンドオイル・便秘用のブレンドオイル・自分たち用のティートゥリーオイルとシアバターを購入。他のお店ではお土産用にハーブソルトを2袋購入して、今日のマルシェはおしまい!

映画感想文「DESTNY 鎌倉ものがたり」

★★★★☆

 

2017年
・時間:129分
・監督:山崎貴

【キャスト】
堺雅人・高畑充希・堤真一・安藤サクラ・田中泯・中村玉緒

 

堺雅人が大好きな私は、飛行機の中でこの映画を見つけて迷わず鑑賞すること決定!感想は、率直に面白かった!!最初から最後までストーリに引き込まれっぱなし。どんな作品か全く知らず見始めたから、この物語がどんな展開になるのか予測できかくて尚更見入ってしまった。そして何よりキャストが全員素晴らしい!!!!!この一言に尽きる。それぞれが役にハマっていたし、高畑充希ちゃんを初めて知ったけどとても可愛らしかった!見終わった後に、「あー、あそこでああなってこうなって、ここに繋がってるのか」と一人で納得してる自分が居ました。

邦画が大好きな私にとって、これはもう一度見たいお気に入り映画のひとつになりそうです♡まだ見てない方はぜひ見てみて下さい♪

私が中耳炎に使ったアロマオイル。飛行機と中耳炎の関係は?

フランスに無事に到着した金曜の昼下がり。空港まで迎えに来てくれていたフランスのじじに車に乗り込む。走り出してすぐに、3歳のメイが左耳の痛みを訴えた。

「ママ、耳が痛い。(左耳を抑えながら)こっちの耳だけ痛い。」

少し痛いかいっぱい痛いか聞くと、

「少しだけ痛い」

メイは日本出国前の約2週間、いつもの鼻風邪を患っていた。一度、鼻水と咳が出始めると中々治らないのがメイの鼻風邪。私の頭の中で鼻水・痰が絡む咳と飛行機の気圧の変化がリンクした。以前にも一度中耳炎にかかっていたメイ。恐らく鼻や耳の器官が普通よりも弱いんだと思う。

もしかしたら、鼻風邪を患わせた状態で飛行機に乗って、気圧の変化で中耳炎を引き起こしてしまったのではないか、と直感で思った。

 

家に到着してすぐにインターネットで調べてみると、やっぱり直感は当たっていた。
(以下JALのHP引用)


耳が痛い・耳が詰まった感じがする

飛行機の上昇・下降時に耳が詰まったり、痛くなったりすることがあります。これは、機内の気圧が変化したために鼓膜の奥にある中耳の空気が膨張・収縮しようとするからです。中耳は耳管という細い管で鼻とつながっており、気圧が変化したときに耳管が鼻側で開くことにより体外と中耳の圧が等しくなります。ところが、かぜやアレルギー性鼻炎で鼻の粘膜が腫れると耳管が開かなくなり、中耳が炎症を起してしまいます。

予防
旅行前に風邪(鼻水、喉の痛み、くしゃみ)やアレルギー性鼻炎(くしゃみ・鼻水・鼻づまり)の治療を受けておきましょう。かぜやアレルギー性鼻炎の症状があったら、市販の点鼻薬を搭乗前・下降前に使用してください。
対処法
飛行中に耳が痛くなった場合はつばを飲みこんだり、あくびをしたり、飴をなめてみてください。それでも効果がない場合は、バルサルバ法(いわゆる耳抜き)をやってみてください。
まず、鼻をかみます。
息を軽く吸い込み、鼻をつまみ、口を閉じて吸い込んだ息を耳の方へ送り込むようにします。
(あまり強くやらないようにしてください)
最後に唾を飲みこみます。
鎮痛剤をご希望される場合は乗務員にお申し出ください。
小児の航空性中耳炎
飛行機が上昇中や降下中に子供が泣きだすことがあります。その原因は、多くの場合は耳が痛いからです。耳管が開きやすいようにミルクやジュースを飲ませてください。
 

 

マイアン(フランスのばば)にメイが中耳炎になりかけてるかも、と相談するとアロマの本で対処法を調べてくれた。何種類かある対処法の中で、私が1番よく利用するティートゥリーの精油を選んだ。

その方法はとても簡単!


ティートゥリーオイルを使った中耳炎の応急手当をご紹介!

オーガニックのティートゥリーオイルを原液のまま1滴指や綿棒にとり、耳の耳珠と言う部分に塗り込む。これを1日4回。

その日の夜には既に痛くないと言っていた。念のため、2日間は続けた。今回は早い段階で対処出来たので良かったのかもしれない。私も子供のころ中耳炎になったことがあるけど、我慢して酷くなると耳の奥がじんじん痛んで夜も眠れなかったのを覚えている。痛みが本格的になってからだと、効果が出るまでに時間がかかるかもしれないので、痛み始めたらすぐに手当てするのが肝心かもしれない。

 

それでもまだ鼻水(少し良くなったけど)と湿った咳(特に寝入りや明け方)が続く。そろそろ治してあげないと可哀そうなので、次は鼻水と咳の手当て法を調べよう。

フランスへ出発!と思いきやの大パニック!!

夜の22時半、成田発のターキッシュエアラインズに乗るため、20時ちょっと過ぎに成田空港に到着した私たち。じじ・ばばが空港まで車で送ってきてくれたからちょっとゆっくりして、21時ちょっと過ぎにお別れした。そこからトイレを済ませて出国審査に向かう途中、たまたま出発時刻表のテレビ画面が目に入った私。何の気なしに自分たちの便を目で追うと、出発時刻が21時25分となってる!!??

その時の時間は何と…21時21分!!!!!!え、そんな訳ないと思いつつ急ぎ足で出国審査へ向かうと、

「ずっとアナウンスで探してたんです。急いで下さい!」と。

 

促さられるまま急いで出国審査を済ませ、走り出した私たち。どんどん増えて行くスタッフ。これはちょっと緊急事態!?と思ってる矢先、スタッフの一人が

「もう出発ゲートは閉まってます。もしかしたら間に合わないかも。そしたらごめんなさい。でも、とにかく今は急ぎましょう」
と。

え!!!???間に合わない!!!!????そんなことないでしょ。。と思った瞬間「嘘でしょ…」と心の声が言葉になる。

 

大きなリュックを背負い15㎏あるメイを抱っこし猛ダッシュする。「どうか間に合いますように。。」キキもその場の緊張する空気を読んでこわばった顔で必死に大人たちの後を追う。「もし飛行機が行っちゃってたら…」そんな思いをかき消しながら必死に走るも、出発ゲートは遠く息が切れる。ぜいぜい言いながらようやくゲートにたどり着くと…、

飛行機が見えた!まだ出発してない!!

 

チケットとパスポートを手渡しチェックしてもらうと、急いで急いでと飛行機の中へ。全員座席につきシートベルト装備。頭上の荷物入れのドアも全て閉じられ、離陸準備完了のまま、私たちを少しの間待っていてくれた。

息が切れて青ざめた顔のまま席に着くと、すぐさま飛行機が動き出した。

 

「はぁぁぁぁぁぁ……」
大きな安堵のため息。本当に本当に乗れて良かった。あと1分でも遅かったら飛行機に乗り遅れていたことは間違いない。そしたらのんびり長期休暇への旅が一瞬にして悪夢と化するところだった。

 

皆さん、飛行機の出発時刻の確認は当日必ずして下さいね。
背筋が凍った出発前の大パニックでした。

6月・7月の2カ月間はフランスへ(*^-^*)

肌寒い日々が続いた春も過ぎ、少し初夏らしくなってきた今日この頃。皆サマいかがお過ごしでしょうか?

私たちは今月末から2カ月間、マリ君の実家の南フランスへ帰ります。帰省と言う事になるのでしょうか?でも経済的な理由で2年に1回しか帰れない私達にとっては一大イベント!しかも、観光業界で働いているマリ君が夏間近なこの時期に2カ月もお休みを取ることはとっても珍しい。今までは閑散期の4月や11月に帰る事が多かったんだけど、フランスの夏が恋しくて仕方がないという事で、今回は思い切ってこの時期に帰る事にした。

 

いつもはロシア航空のエアロフロートやチャイナエアラインを利用してパリに発着するんだけど、何せマリ君の実家はパリからバスや新幹線を乗り継いで8時間くらいかかる南フランス。子連れには利用しにくいパリを避けて、今回は初めてターキッシュエアラインズでイスタンブール経由のマルセイユ発着を利用する事に。初めてのターキッシュエアラインズにちょっとドキドキ。

 

今回の滞在では、ナポレオン一世の出身地として知られる西地中海に浮かぶコルシカ島へも行く予定だ。私はまだ行ったことがないけど、マリ君は子供の時のバカンスで何度も行った家族思い出の地とも言うべきか。とにかくとても良い所らしい。水着を持って来るようにとフランスのばばに念を押された。

 

それから、気になってるのがティク・ナット・ハンが開設した仏教共同体で知られる「プラム・ヴィレッジ」。私も詳しくはまだ調べてないんだけど、パーマカルチャーを通じて知り合った友人からフランスにあるプラムヴィレッジについて話を聞き、とても興味が沸いた。「食べる瞑想」や「歩く瞑想」を始めマインドフルネスを学べる場所だとか。子供向けのプログラムもあるらしいので、日程と予算が合えばぜひ参加してみたい。

 

戦争には絶対に反対。でも思った以上に複雑な世の中…

かなり前に書いた記事。書き終わっていたにも関わらず、余りにも重たすぎる内容だったからずっと下書きのままになってた。テレビもラジオもない生活で、正直今、日本で、世界で何が起こっているのかよく分かっていない私だけど、この気持ちは変わらない。そう思って今日は思い切って記事を公開することにした。

 

アメリカで日本の両親から産まれた友人、ムーミンから聞いた話。

彼は英語も日本語ももちろんペラペラで、見た目も性格も日本人だけど、どこか日本人離れした感覚を持ち合わせた不思議な人。そんな彼とたまたま一緒に飲む機会があって、なんとなく聞いてみた。
「ムーミンはアメリカの政治に詳しい?」
そこから始まったかなり重い話について今日は書いてみようと思う。

 

今、日本は変わろうとしている。そしてそれは良い方向ではなく、とてつもなく悪い方向に。世間でも騒がれているけど、本当に戦争を繰り返してしまう最悪な国になるかもしれない。

前回の選挙でまた自民党や公明党が多く議席を確保した。それはどう言うことかと言うと、本当に本当に戦争に一歩近づいたってこと。なぜなら、今の政権は完全にアメリカの言いなりだから。それは今始まったことではなく、第二次世界大戦に日本が負けた瞬間からずーっとずーっと続いている。日本は今まさに、アメリカみたいな軍事国家になろうとしてる。

 

-そうなったらどうなるんだろう?

日本で武器をたくさん製造して、国や富裕層がどんどんお金をもうける一方で、国内の貧富の差は今よりももっともっと大きくなる。
国民の意見に左右されずに、戦争ができる国になる。そうなったら日本が積極的に他の国に戦争を仕掛けるようになって、正義を気取って人が人を殺し、何の罪もない多くの命が奪われることになる。戦場が日本ではないからと言って、私たちには関係ない訳じゃない。私たちが選んだ政治家たちが決めた指示で、自衛隊は殺したくもない多くの人たちを殺さなければいけない。だって、殺さなければ自分が殺されてしまうから。

戦争から産まれるものは、本当に何もない。
あるとすればそれは憎しみだけ。
憎しみが残ればまた復讐がいつか始まり、この戦いは永遠に終わることはない。
この世界のどこかで、毎日のように尊い命が無残に奪われているのだから。

その戦争のリーダーこそが、今の日本が手本にしている国。
そう思うとぞっとしない?

だってその国は、正義を気取ってお金のために人を殺し続けているんだから。
途上国の中にはまだまだ天然ガスや石油などのエネルギー資源や、お金になりそうなものがたくさん大地の中に眠っている。それを自分たちのものにするために、適当な理由をつけて戦争を始める。本当に醜くて卑劣で、絶対に許せない理由だと思う。

 

ムーミンの話によると、今までその流れを変えようとしてきた政治家もいるらしい。でもその政治家たちはアメリカによって全員引きずり下ろされたという。

-どうやって?
国家が多額のお金を他の政治家たちに渡すだけで、本当の正義の心を持った人たちは簡単に政治界から消されてしまうと言う。そうなれば本当にアメリカの言いなりってわけだ。
彼らにとって日本は、本当に忠実な犬。戦争に加担させてさらなる金儲けのことしか考えていないと言っても過言ではないんじゃないだろうか。

ここまで話を聞いて、本当に憎悪しか沸いてこなかった。
でも日本国内の話だと思っていたこの政治の世界が、あの大きな国も関わっていると分かると、余りにも大きな力が働いていて変えることなんてできないんじゃないかと、途方に暮れる思いが強く残った。

 

歴史はまだ過去からずっと続いている。
日本は戦争でアメリカに負けて、今もなおその敗北の余韻は続いている。
それなのに日本は戦争という愚かな境遇にまた自ら足を踏み入れようとしてる。
なんて愚かで、なんて哀れで、怒りが沸いてくる。

私の強く願うことは、日本がお金のために人を殺す国にさせてはいけない。
本当は日本云々の話ではなく、世界からそんな国がなくなって欲しいと思うけど、それはもう私たちには今すぐどうにかできる話ではない。
でも私たち一人ひとりがもっと、’今’に目を向けて、世の中で起こっている信じられないような本当に残酷な話に耳を傾けることができれば、今の日本の流れを変えることは出きるかもしれない。

 

目を背けているだけでは何も変わらないから。
見てみぬ振りをするってことは、お金のために人を殺す人たちと同類ってことだから。
私は違うって胸を張って言いたい。

もっと専門的な意見が聞きたい人はぜひこちらを読んでみて下さい。

www.magazine9.jp