学校と、ホームスクールと

初めての子育て。誰も教えてくれないけど大切なこと。人と比べず情報に翻弄されず。経験をシェアすることで誰かの役に立つといいな。

カオス過ぎるパリ。でも、それが魅力なのかもしれない。

6/15 いよいよ、日本を出発!!準備に追われてた日々にさよなら〜👋

そんな訳で、フランスに無事に到着しました♡

フランスは、ワクチンを受けてる人ならもう誰でも入国できる。ワクチン未接種でも、72時間以内のPCR陰性証明書や、過去6ヶ月以内の罹患証明書があれば入国できる。

 

今回はカタール航空で行ったので、途中ドーハで乗り換えをした。今までは、一番安いチャイナエアラインアエロフロートを使う事が多かったんだけど、戦争の影響でロシア近辺の上空飛べないため、中東経由になった。

中東は初めて降り立つ地でもあった。あまり、馴染みのない国だったけど、機内食も美味しかったし、何より客室乗務員の方々が子どもにとても優しく、そんなところに国柄が出ているなー、と思った。

ドーハ空港もとても綺麗で、テレビスペースや読書ルーム、遊具のあるキッズエリアなど設備が充実しており、長い待ち時間でも、とても快適に過ごす事ができた。

ドーハまでの機内は結構空いていたので、4人で6人の席を使う事ができた。夜22:30発の飛行機だったので、ほとんど寝ていたため、子ども達が横になって寝られたのはとても良かった。

ドーハからパリはほぼ満席だったけど、朝の便だったので、みんな映画に夢中😅

 

と、ここまでは良かったんだけど、1番大変だったのは、シャルル•ド•ゴール空港からパリ市内の友達の家までの移動だった。

フランス語ネイティブのマリ君でさえ、目的地に辿り着く手段が見つからず、右往左往。それに加えて、私たちの荷物の多さから普通のタクシーでは全て入りきらない。

取り敢えず市内に出るため、空港バスに乗り込むが、チケットがスマホでしか買えず、フランスで使えるケータイを持ってない私たちはまたもや呆然とする。大荷物で子連れの私たちを見たバスの運転手さんの好意で、近くのバス発着所までチケットなしでも乗せてくれた。ありがたや〜😭

それでも、そこからまたバスやらトラムウェイと呼ばれるものを2回乗り換えたんだけど、とにかく荷物が多すぎて歩くのもバスに乗り込むのも一苦労…。子ども達も私たちも疲労マックスで、汗だくになりながらも、最後の力を振り絞ってなんとか目的地に辿り着いた…!

それにしても、階段や段差の多いパリ市内。パトカーのサイレンや車のクラクションは絶え間なく鳴り響き、歩道には散らばったゴミ。久しぶり過ぎるこのカオスに、圧倒されるばかりだった。

以前もパリに子連れで来た時に大変だった記憶があったけど、今回は更に大変な記憶が最新のものに塗り替えられた。やっぱり、パリは子連れ旅行者にはレベル高い場所だな…。

 

 

それでも、唯一の救いは、街ゆく人々がとても優しい事だった。途方に暮れる私たちに声を掛けてくれて、どこに行くのか、何を探しているのか聞いてくれて、一緒に方法を探してくれた。そして何より、私や子どもが重い荷物を抱えて階段を登りを降りする姿を見たら、必ず誰かがすぐに手伝ってくれた。近くにいれば、必ずと言って良いほど、どんな男性でも手を貸してくれた。そんなところに、フランスの国民性を感じた。

人の温かさは、どこに行っても心に沁みるよねー。

 

 

友人宅で一泊して、TGBに乗る。そこまでの道のりは、友達が駅まで付き添ってくれたので、迷う事なく辿り着けた。

パリのカオスは軽くカルチャーショックを感じる人も多いかもしれないけど、それがパリの魅力でもあるんだろうな、と思うの。全てがいつでも完璧である必要はないし、カオスだって助け合えばなんてことない。完璧すぎる環境は余白を無くし、人々の心の余裕を奪う事もある。むしろカオスなら何でもありだから面白いし、こうでなきゃいけない、って言う圧力がないから、人々はより自由なのかもしれない。

そんな事を思った、フランス初日。