学校と、ホームスクールと

初めての子育て。誰も教えてくれないけど大切なこと。人と比べず情報に翻弄されず。経験をシェアすることで誰かの役に立つといいな。

無農薬の果物を買うことは。

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先日、和歌山の友達から今年は梅が豊作で、貰い手を探していると連絡があった!梅仕事は毎年やりたいと思いつつも、母が仕込んでくれる梅干しをあてにしていた。でも、無農薬無肥料の完熟梅が手に入るとなれば、これは作るべきだと天からチャンスを与えられたと思い、初挑戦する事にした!

到着した完熟梅は思ったよりも痛みがあり、梅干しにするにはカビが生える可能性がありそうだった。どうしようかと迷った末、痛みが少ない梅でさしす干しを作る事に決めた。さしす干しとはその名の通り、さ=砂糖・し=塩・す=酢で作る梅干しの事。普通の梅干しみたいに口に含んだ瞬間「すっぱ!(*×*)」と顔が梅干しの様になるほど酸っぱくないのが特徴。実家の母も毎年作ってくれるもの。

 

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こんな感じになりましたー!酢があと1リットル足りなかったので、後で足そうと思います。本当は塩にもこだわりたかったんだけど、通販で買って送られてくるまでに梅が傷んでしまいそうだったので、今回は家にある普通の塩で作ったよ。

氷砂糖も、もしかしたらキビ砂糖や甜菜糖でもできたのかも?とも思うんだけど、初めてなので失敗の無い様に、レシピ通り氷砂糖で作りました。美味しく出来ますように♡

 

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痛みが大きかった梅たちは、ぽたぽた漬けと練り梅を作ることに。上の写真は練り梅だよ。傷んでいる所を包丁で切り落として、10%の塩と一緒瓶に入れるだけ!さて、上手に出来るかな~??ぽたぽた漬けはまだ仕込んでいないので、また次回!

無農薬無肥料栽培の青果物はどうしても病気になりやすかったり、傷が出来て傷んでしまうものもある。梅が少し傷んでいた事で、今回は梅干しを作れなかったけど、どうしても梅干しを作りたかった訳じゃないし、傷んだ梅で作れるものを作ればいいと思うんだ。完璧じゃなくたっていいんだから。ある物を無駄なく使うことが大切だと思うのです(●´ω`●)

 

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そしてこちらは、近所の友達がお裾分けしてくれた淡路島のびわ!これも無農薬なんだって!一緒に入ってたパンフレットによると、びわには「ビワキジラミ」っていう害虫が繁殖しやすくて廃棄せざるを得ないびわが多いそう。

 

無農薬の野菜や果物、特に果物は無農薬栽培が難しいと聞く。地力が衰えた土地では害虫や病気にやられ、収穫に至らないケースも多いとか。無事に収穫を迎えることが出来た収穫物は、生産者の苦労の賜物って訳だ。無農薬の野菜や果物には、生産者の愛情がたっぷりと詰まっている。大事に大事に育てられた青果物は、どれも本当に美味しい。

そしてまた、そう言った商品を購入する事によって、無農薬栽培の農家を支える事に繋がると思う。地球にも優しく、虫や動物にも優しく、そして私たちの身体にも優しい無農薬栽培を支えるのは私たち消費者なのだ。