学校と、ホームスクールと

初めての子育て。誰も教えてくれないけど大切なこと。人と比べず情報に翻弄されず。経験をシェアすることで誰かの役に立つといいな。

私の設計図をプロの建築士に見てもらったら、、

マリ君の家族や親族には多才な人々が揃っている。まず、マリ君の両親は2人とも生物の先生。お兄ちゃんも生物の先生だけど、1番難しい試験を突破したとても有能な先生らしい。そしてそのお兄ちゃんのパートナーは研究者。(お米の研究のため現在はブルキナファソに在住)そして、マイアン(マリ君のママ)の弟が建築士でその奥さんが小学校の先生。その2人の長女も先生で、長男が建築士、そして次女が医者。

私の家族や親類から見れば何とも地位や名誉のある方々で、一家そろって有能なんて羨ましい限り。爪の垢でも煎じて飲ませてもらいたいものだ。

 

そんな話はさておき。つまり、マリ君のおじさんといとこが建築士なのだ!そしてそのいとこのルイが今はすぐ近くで休暇をとっていて、私たちの設計図を見てくれるという!前々からルイと面識はあって、彼は音楽から絵画、スポーツと何から何まで人並み以上にこなしてしまう才能がある。

そんな彼にど素人の私が書いた設計図を見てもらおうなんて恥ずかしいものだけど、やっぱり実際に家を建ててしまう前にプロの意見を聞きたい。しかも率直な意見。

 

そしてそんな彼の感想は、”Tres bien!"(上出来)だった!嬉しい~ ”ロミも建築士になれるかもね”と。さすがにこれはお世辞だと思うけど、それでもやっぱり褒められると嬉しいものだよね。第一印象はともかく、そこから細かい診断に移る。

柱の太さは?柱は何本?壁の厚みは?ここはどうなってるの?などなど質問され、それが終わると今度はルイが自らその設計図を元に案を煮詰めていく。もしかしたら更にいい設計図になるかもしれないし、もしかしたら最終的にはこの設計図に戻ってくるかもしれない、と。

そしてさすがプロ!と思った意見が、1階と2階で同じ場所に間仕切りがあると安くできると言われたこと。出来るだけ同じサイズの木材を使えば、材木費が軽減できるってわけ。

そこでルイ始めたのは、まず家を6分割する。その上にトレーシングペーパーを乗せて家の中の間取りを書いていく。やっぱりこうじゃないと思ったらまた新しくトレーシングペーパーに家枠を書いて中の間取りを書いていく。これを繰り返す。なるほど。言葉では中々説明が難しいけど、見ているととても無駄のない設計の仕方(当たり前だけど)に関心してしまう。

 

私は、そんなかれを横目にいつも通りパソコンソフトで間取りを作成。ルイはそんなのがあるんだ~と感心している。今日1日ではとても終わらないので、また2・3日後に打ち合わせの日を決めて、がっつり話し合う予定。それにしても、やっぱりプロの建築士ってすごいわ~。