昨日でマリ君が手術してからちょうど1ヶ月。ようやく松葉杖が取れた。でも自分の足で歩くのも1ヶ月振り。左足に思うように力が入らず、なかなか上手に歩けない。左右の足を比べると左足の筋肉が著しく落ちているのが分かる。その足を見る度に不安に駆られ、焦りを隠せないマリ君。それでも、理学療法士の先生に、
「この手術はね、段階を守ることがとても大切。今は手術してまだ1ヶ月。靭帯もまだ完全にはくっついいないし、ひざの機能が十分に作用してない状態。今やってるリハビリは筋肉をつけるためにやっているんじゃなくて、今ある筋肉をこれ以上落とさないためにやるもの。焦っていっぱいリハビリして、ひざを痛めたら元も子もないからね。」
とアドバイスをもらうと、ちょっと表情が和らぐ。どうしても気持ちばっかりが先走ってしまうけど、今は焦っても仕方がない。特にマリ君の場合はまだひざも腫れてるし、痛みが残っている。この状態でリハビリを頑張りすぎるのは返って良くないことが分かると、気が楽になったみたい。
次のリハビリは来週、診察は2週間後。次の診察にもう一度レントゲンを撮って、もし異常がなければ、もう少し近くのリハビリセンターに通うことになる。
【ひざが曲げられる角度】
-20度~105度