学校と、ホームスクールと

初めての子育て。誰も教えてくれないけど大切なこと。人と比べず情報に翻弄されず。経験をシェアすることで誰かの役に立つといいな。

3歳のキキに感情的に怒ってしまう。自己嫌悪の毎日から抜け出したい…

本当はのんびりと子育てしたい。本当はキキとメイの遊びにとことん付き合ってあげたい。本当は怒らない子育てをしたいし、いつも笑っていたい。でも現実はそういかない。やらなければいけないことが沢山あって、やりたい事もいっぱいある。理想とは間逆の自分の子育ての現状に、自己嫌悪に陥る日々が続く。

 

毎日毎日やらなければいけない事とやりたい事に追われて、こども達に関わる時間も儘ならず1日が過ぎていく。ご飯を作って、洗い物して、洗濯して、お風呂洗って、掃除して。やらなければいけない事が終わったら、今度はやりたい事。家作りの調べ物して、マリ君のひざの手術のこと考えて、役員になった子育てサークルのこと考えて、少しの間はゆっくりコーヒー飲みながらブログ書いたり本読んだり。やりたい事は後を絶たない。

でも今しか絶対にできない事が1つだけある。今やらないと絶対に後悔することが1つだけある。それは3歳のキキの話を聞くこと。1歳のメイをいっぱい抱っこしてあげること。2人と一緒にたくさん遊ぶこと。私とマリ君の人生の中で、これ以上に大切なことなんて一つもない。これ以上かけがえない時間なんて他に見つからない。

それなのに、どうして私は毎日自分の都合でキキを怒ってしまうんだろう。やらなければいけない事だって、本当はやらなくたっていい。やらなきゃいけないって思い込んでるけど、本当はやらなくても何とかなる。やりたい事だって我慢すればいいし、こども達が寝た後にやればいい。それがどうして私にはできないんだろう。

 

昨日からマリ君が仕事でいない。フランスのじじとばばが遊びに来てるとは言え、キキとメイの面倒を見るのは私。マリ君がいないことでこれまでそんなに困ったことはなかった。でも、昨日の夜中にキキが目を覚まし「パパがいない」と大泣きした。メイが後追い真っ盛りで私にべったりの中、キキの要求に辛抱強く応えることができない。自分の器量の小ささに悲しくなり、こども達に申し訳なく思った。だからこそパパがマリ君で本当に良かったといつもいつも思う。

マリ君はとても優しい。キキの言うことを最後まできちんと聞いてあげて、決して感情的に怒ったりはしない。全力でキキと遊んで、キキの反抗心を和らげる話し方をする。見ていて本当にすごいな、と思う。もしかしたら家にいる時間が少ないからこそできることなのかもしれないけど、仮に私がマリ君の立場だったとして、同じことができるかどうかは自信がない。

 

今日はキキの心のよりどころのパパがいないこともあって、我が家は大惨事だった。キキがわがままを言って私を困らせれば、メイが泣いて私へしがみつく。そうすれば今度はキキが泣き始め後は収集がつかなくなる。マリ君がいなくなって改めてパパの偉大な存在を実感する。パパとキキとの間の信頼関係がしっかりと築き上げられていることを再確認した。私もパパとキキのような関係性を作り上げたい。

 

明日からはまた初心に戻ろう。キキとメイが1番大切。こんな当たり前のことを忘れるなんて私どうかしてる。キキとメイがママに愛されてるってちゃんと実感できるように、2人としっかり向き合いたい。並みならぬ辛抱と忍耐が必要になるかもしれないけど、少しずつ自分を変えていきたい。こども達のためにも、自分のためにも、そしてマリ君のためにも。